打ちつける雨音 奪い去る熱ごと 世界を壊してよ モノクロに紛れて 静止画の素振りで 心が止まるまで 悲しみの底で 涙だけがまだ 何かを願うけど 永遠にやまないで びしょ濡れのビロード 落ちてきそうな空に 隠れていたい 行き場のない叫びと かき消された嘆き 洗い流してしまえたら もっと強く降って 閉じ込めて欲しいの 光も届かない夜に 無意味さを繋いで 全てを投げ出して 自分を殺しても こんな小さな声じゃ 終わらせることさえ かなうわけもなくて 翼なんてない 救いなんてない わたしが在るだけだ 永遠に明けないで 泣き疲れたアイロニー のみ込まれる夜に 溺れていたい 冷たく頬をつたう わずかな温もりも 今は捨ててしまいたいよ 静かに何もかも 奪い取ってみせて 祈る力もないほどに 悲しみの底で 涙だけがまだ わたしを責めるけど 永遠にやまないで びしょ濡れのビロード 落ちてきそうな空に 隠れていたい 行き場のない叫びと かき消された嘆き 洗い流してしまえたら もっと強く降って 閉じ込めて欲しいの 光も届かない夜に 発売日:2017-10-25 歌手:田所あずさ 作詞:藤末樹 作曲:こだまさおり
八月のぬるい夜 些細な出来事で 溢れ出したコップの水に 二人溺れたの 毎回同じことで争って 泣いて慰めて抱き合って眠れば 解決したような顔で笑える 決まりきったドラマの脚本みたいだ 孤独に喰われた 未熟な生き物 今でもたしかに あなたを想ってるのに 飲み干せるだけの渇きは 恋が始まるときだけ 今じゃ諦めちゃって心地がよくて 一緒にいるだけ これが愛なの?教えてほしい チクタクと針が鳴る ポツポツと雨が降る アスファルト照らす 信号の灯り あなた 帰らない 足りないの つたないよ 欲しがる方が恥ずかしくて もういいよ 虚しいよ あの頃の ままじゃいられない いっそもうこのまま 孤独じゃ生きれない 未熟な生き物 終わらせることさえ 1人で選べないくせに ほんとうの愛なんて 流れる星のようだね 自分勝手に願って叶わなくて また願ってる 今以上をいつだって 探し迷ってしまう 「あなたじゃなきゃ」じゃなくて あなたがいいってちゃんと選びたい 帰っておいでよ 話をするから 発売日:2020-09-02 歌手:ヒグチアイ 作詞:ヒグチアイ 作曲:ヒグチアイ