居場所はどこにも無いの歌が含まれ

さよなら サリンジャー ありがとう

息も詰まりそうで 消えたかった夜に

生意気な ホールデン 憧れた

あなたの小説にボクを見つけた

寂しさを 強がりで塗りつぶし

家を飛び出した 遠い日

さよなら サリンジャー ありがとう

スーツケース転がして 今日まで歩いた

何も かもを 変えたくて

人ごみ 逆らい 泳いで来たのさ

行き先を 知るすべなどないよ

地図はあなたのペーパーバック

ニキビの跡は とっくに 消えたのに

なのに 大人になれない ならない

自分をうまく 折り曲げて

考えを裏返し みんな生きて行く

はみだした ジグソーピースのよう

ボクの居場所は どこにも無い

愛されたくて 気づかれたくて

噛み付いたんだよ 深くボクを刻んだ あぁ

確かめたくて 手に入れたくて

傷つけたんだよ 深く 今日が消えないように

いまでも サリンジャー ボクはまだ

ライ麦畑の 迷路の中で

雨に濡れても 離れない

ずっとつないでいたい手の先の誰か

探してるのさ 見つけてるのさ

誰かを今も 待ちつづけているんだ あぁ

どこにいるんだい? 隠れてるのかい?

ぼくの声が 届くまで 叫んでいよう 叫ぼう 声が枯れても

どこだい? 探してるのさ

誰かを今も 待ちつづけているんだ あぁ

愛されたくて 気づかれたくて

噛み付いたんだよ 深く 深く 深く 消えないように

どこだい? 探してるのさ

誰かを今も 待ちつづけているんだ あぁ

確かめたくて 包まれたくて

傷つけたんだよ 深く ボクが消えて 消えて しまわないように.....

愛されたくて......

マンションの廊下　美味しそうな香り

今日も誰かの帰りを　誰かが待ってる

プライドが邪魔してた　愛は信じなかった

どうしてわたしは優しくなれなかったんだろう

冷えきったドアノブ回して

無駄に広い部屋で過ごして

また静かな朝を迎える

一人...

いまさら寂しいなんて

いまさら言えなかった

EVERY NIGHT

強がって生きてきたから

誰かに愛されても

誰も愛せなかった...

EVERY NIGHT

居場所はどこにも無い

SOMEBODY SAVE ME

I'M SO LONELY

都会に憧れて　この町で暮して

がむしゃらだった　誰よりも

HARD WORKING LADY

欲しいものはすべて　身につけてきたけど

空っぽな胸を　埋めれることはできなかった

地元の友達なんて　いまさら電話できないよ

ママになって忙しいでしょ

ALL ALONE...

寂しいと叫びたい

寂しいと泣きたいよ

EVERY NIGHT

想いは届くことはない

誰かに愛されたい

誰かを愛してたい

EVERY NIGHT

居場所はどこにも無い

今日、明日も、明後日も

CHRISTMASもVALENTINEも

孤独になれていく

自分が怖いよ

寂しいと叫んでも

寂しいと泣きくずれても

TONIGHT

誰も助けてくれない

誰かのために生きたい

誰かのために死にたい

TONIGHT

居場所はどこにも無い

SOMEBODY SAVE ME

I'M SO LONELY　

SO LONELY...

アイマイでギリギリなカンケイだって

名前がないだけの愛で

逢いたくなるようじゃしょうがないさ

心が酔い溶けて痛いよ

堕落の乾杯に我愛イ尓

甘い口づけに私

また踊らされてゆく

あなたが汚して、濡らして、傷をつけて

ダメにしてしまった私を

最後まで愛さなくてもかまわない

二人の動物がいるだけ

ただ求め合って、奪い合って、有耶無耶にして

虚しくなってしまうまで

何も知らないけだものみたいに

言葉を捨て、ただひとつになっていたいよ

眠るあなたの背中をなぞった

この指であなたの心に触れたかったんだ

これ以上を求めれば壊れてしまうと

怯える私に居場所はどこにも無い

そんなのわかっているよ

虚ろな夜も　悲しみと眠った朝も

あなたの口づけのせいだよ

誤魔化しの為のアルコールがまだ残って

この痛みも少しマシになってる

二人の終点と竜涎香

苦い思い出に私

まだ縋りついてる

説き伏せて、愛で満たして、従わせて

「手枷」という烙印で

あなたなしでもう息もできぬほど

二度と戻れないように

この痛みだって、いつか実って、華になるの

派手に生涯を乱舞…なんて

悪夢で魘されるほどには参ってるの

あなたのせいよ

純情だった恋物語の正体は猿芝居で

台本通り役を演じれば哀しくなんてないよ

これも演技です

あなたが汚して、濡らして、傷をつけて

ダメにしてしまった私を

最後まで愛さなくてもかまわない

二人の動物がいるだけ

ただ求め合って、奪い合って、ただれてしまった

それは確かに愛だったんだ

歪んでしまっても、色を失っても

それにまだ縋ってる

私は、愛のけだものだよ