泣きたい筈の頭と何故か 泣けない弱い心 隣であなた幸せそうに 天井見つめていた 呼び掛けてみれば今すぐ 答える様な気がして 静けさにその名前は 虚しく響いた いつまでも側にいると言った あなたの嘘は今でも儚げに 春風に抱かれ窓辺咲いているの この耳を澄ませばあなたの 鼓動が聞こえそうで 都合良くない事にはすぐ 塞いだ癖にね 時計の針を戻せたならと 名前失くしたあなたの手を握る 冷えた指先はすり抜け落ちて行く さよならの言葉も告げぬまま 春を待たず去ったあなたを 置き去りの心はまだ探しているの 発売日:2016-02-10 歌手:叙情四重奏「カノン」 作詞:悠 作曲:イオ