少し濡れた君の髪が 微笑み舞うように踊って 旋毛風(つむじかぜ)が夏の匂いを もう連れてきそうになって 街はきっと戻れたはずの 昨日を引き換えに光って 僕らはそっと魔法を解いた さよならレイニーレイディandレイニー いつもより少し小さな部屋で 正しさを宙に浮かべて ひとつだけ壁に残った時計 なんだかうまく進まない 目の前 消える影 横顔が揺れた 君の好きな春の雨が あの日もふたりに注いで なにか言ったら 消えちゃいそうで 僕は言葉を失くして 足りないものを探した両手は 透明な壁に触れて 君が僕の代わりに泣いた さよならレイニーレイディandレイニー とりあえず詰めたカバンの中身 大事なものがわからない くだらない話を 覚えてみたけど 僕は元々くだらない 目の前 過ぎる影 君の背に似てた 眠い顔や拗ねた口とか 何より綺麗な耳が 雨上がりのように光っただけで 僕は泣きそうで 重ねた嘘やふたりの距離が 雨になって消えればいいと 本当はずっと祈ってたんだ もう届かないあの日に 目の前 伸びた影 もう夏がきてた 少し濡れた君の髪が 微笑み舞うように踊って 旋毛風が夏の匂いを もう連れてきそうになって いつかきっと君の記憶も 虹のように消えてしまって さよならきっと大好きだった さよならレイニーレイディandレイニー 発売日:2016-06-29 歌手:SiSH 作詞:SATSUKI-UPDATE 作曲:Ryo Takahashi
窓にかかる雪の色と 君の言葉の意味を考えて 静かな夜に 目を閉じて 誰か僕の側にいるの? 聞こえる微かな衣擦れだけが 通り過ぎる影 君のように 向き合うことに臆病で 大切なことをおざなりで 今更なんて 言えるだろう 1人きりの朝をコーヒーで かき混ぜてもすぐに冷めてしまう ため息一つだけ 角砂糖のように 溶ける つもりはじめたその後で 足跡さえも消えてしまいそうで 唇噛んだ 別れの後 不器用なりに幸せに 生きてゆける気がしたよ 君の笑顔がそこにいれば 笑い合えた時間数えても 落ちるペンの行方なぞるだけ 握りしめたその手の 爪の痕 痛みだした 一人きりの朝をコーヒーで かき混ぜても すぐに冷めてしまう ため息一つだけ 角砂糖のように 溶ける 窓にかかる雪の色と 君の言葉の意味を考えて そんな Lonely Days Lonely Days 発売日:2013-03-06 歌手:ジャンク フジヤマ 作詞:白井未留 作曲:藤木直史・知野芳彦
恋にはしゃぐ日々の中を 通り過ぎる影に 心捕われても わずか一言の言葉で 終わり告げる恋と 思わなかった もう戻らない日々のすべて まだ目覚めぬ夢なのだと 言い聞かせても 思い出までは すり変えられない ただの気まぐれな別れと 信じていたはずのさよならだった 愛を知るのはいつも 愛とあまりにも遥かな 時が過ぎた後 発売日:2004-08-18 歌手:吉田美奈子 作詞:吉田美奈子 作曲:吉田美奈子