星の形 またたく合図 夜が私を照らす 少しも見逃さないで まつげの先まで伝う 暗い道を歩く側から 夜に私はてらう 動き出す砂の雨が 厚みをおびても 今 届かない手を恥じて まだしまわない手を見ては思い出す どこかにともる青い実の からまる頃に 追われては思い出す 丸い月のはかなく強く むなしい夜の端から 手まねきをさけて笑う 仕方のない言葉まで そして夜の話が終わる 朝も忘れた頃に かすれたあみだの道を 目隠しでたどる 今 見慣れない絵を描いて まだ決まらない絵を見ては思い出す ほのかにかおる草花の からまる頃に 追われては思い出す 弓のしなる音 耳をすまし眠る 目覚め 遠く高く矢は答える まるで夜道を放つように 今 届かない手を恥じて まだしまわない手を見ては思い出す どこかにともる青い実の からまる頃に 追われては思い出す からまる頃に 追われては思い出す 星の形 またたく合図 夜が私を照らす 少しも見逃さないで まつげの先まで伝う 暗い道を歩く側から 夜に私はてらう 動き出す砂の雨が 厚みをおびても伝う 発売日:2005-07-27 歌手:ANATAKIKOU 作詞:松浦正樹 作曲:松浦正樹