ビル街の隙間から 夕闇が降りてくる これ以上引き止めるのは 時間のムダだね 「倖せで良かった…」と 昔話にピリオド 偶然君に逢わなきゃ 終わりを識(し)らないラブ・ストーリー 最後の伝言(my dialogue) 言葉にはならない「Love you」 素直(まっすぐ)な君への ほほえみが精一杯 青い表紙の洋書(ペイパーバック) 振り上げながら君が TAXI拾う背中に 呟くサヨナラ 新しい姓(なまえ)だね 夢も仕事(かたち)にしたね もらった名刺(カード)も多分 僕には無意味なアドレス 失くした結末(my dialogue) 改めて記(しる)した So long 今でも独りさ ほほえみに隠したけど… 舗道を滑る木(こ)の葉は 離れてゆく 2人さ 時間の風に吹かれて 散るしかないのさ 最後の伝言(my dialogue) 言葉にはならない「Love you」 素直(まっすぐ)な君への ほほえみが精一杯 失くした結末(my dialogue) 改めて記(しる)した So long 今でも独りさ ほほえみに隠したけど… 最後の伝言(my dialogue) 言葉にはならない「Love you」 発売日:1990-09-21 歌手:杉山清貴 作詞:青木久美子 作曲:林哲司
一人きり 辿り着いた フェリー乗り場の防波堤 波の音 風の匂い 橋の向こうに霞む街の色 別になんでもないけれど 久しぶりにやって来たよ 懐かしさと 寂しさが かわりばんこに 打ち寄せる 今ならわかることがある 君と過ごした夏の日 どれだけ歩いても どれだけ探しても 僕らは戻れない 心に染み込んだ 涙が乾くまで ここにいさせてよ ここで聴かせてよ 哀しみなんて 哀しみなんて どうすればいい カモメの群れ 眺めながら 季節外れの防波堤 時の流れが やりきれなくて 缶コーヒーを飲み干した 裸足のままで 歩いた道は 波に濡れた青春の日々 夕日が染めていた 君の横顔が 今さら愛しくて 心に絡みついた 糸をほどきながら 最後のあの夏の あの場所に戻っても 優しさなんて 優しさなんて oh どれだけ歩いても どれだけ探しても 僕らは戻れない 心に染み込んだ 涙が乾くまで ここにいさせてよ ここで聴かせてよ 思い出なんて 思い出なんて どうすればいい 哀しみなんて 哀しみなんて どうすればいい 夕闇が 降りてくる フェリー乗り場の防波堤 波の音 街の色 今ならわかることがある 発売日:2008-06-11 歌手:増田政夫 作詞:馬場俊英 作曲:馬場俊英