いずれにしても立ち去らなければならない 彼女は傷つきすぎた 開かないカーテン 割れたカップ 流し台の腐乱したキャベツ 愛と呼べば全てを許した 母の仕打ちも割れた爪も 酷く痩せた膝を抱いて 責めるのはいつも自分の事ばかり お前なんかどこか消えちまえと 言われた時初めて気付いた 行きたい場所なんて何処にもない ここに居させてと泣き喚いた 「窓から小さく海が見えるから 父さんとこの部屋に決めたの」と 昔嬉しそうに話していた 母は今夜もまだ帰らない あの海と一つになれたらって そう思った後に少し笑った 自虐家のアリー 波の随に 歌って 被虐者の愛 波の随に 願った 抱きしめられたくて 嘘ついたあの日を 今でもずっと悔やんでる 私だけが知っているんだから わがままはとうの昔に止めた 時々とても優しく笑う それが母の本当の姿 物心ついた時から父は居ない 理由は今も聞けない 今夜も海を眺めながら 記憶の中だけ裸足の少女 あの海と一つになれたらって そう願ったのは何故だろう 自虐家のアリー 波の随に 歌って 被虐者の愛 波の随に 願った 抱きしめられたくて 嘘ついたあの日を 今でもずっと悔やんでる 苦しくてしょうがなくて 海への道駆け抜けた 砂浜で 月明かりの裸足の少女 愛されていないって 疑った私を許して 何もいらないよ これが最後のわがまま 自虐家のアリー 波の随に 浮かんで 被虐者の愛 波の随に 沈んだ あの人が愛した 父さんが愛した この海になれたら 抱きしめてくれるかな 今でもずっと愛してる 発売日:2015-02-18 歌手:amazarashi 作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
いつか見た気がする 海への道を探す それは心の その先で 二人を待っている うまく描(か)こうとする 絵の具はすぐに渇く 子供の頃に 置いてきた なにかがあるんだね ひと色 ふた色 時を混ぜるように 描いた一枚の絵は わたしなんだ ひと色 ふた色 夢を重ねながら 描いた一枚の絵は あなたなんだ あどけない気持ちで 誰もが夢を描(えが)く どこで終わればいいのかも ほんとはわからずに ひとつしかない色 選ぶ気持ちの強さ 白はすべてのはじまりを 教えているんだね ひと色 ふた色 時を混ぜるように 描いた一枚の絵は わたしなんだ ひと色 ふた色 夢を重ねながら 描いた一枚の絵は あなたなんだ ひと色 ふた色 時を混ぜるように 描いた一枚の絵は わたしなんだ ひと色 ふた色 夢を重ねながら 描いた一枚の絵は あなたなんだ 発売日:2016-11-02 歌手:ビリー・バンバン 作詞:松井五郎 作曲:森正明
海岸線 平行に走る 思い出の列車で どこへ向かうの? 窓の外は 季節のちぎり絵 紙吹雪みたいな 舞い散る雪 夏の太陽が そっと火をつけた 遠いあの日の2人 何か手に入れて 何か失って 心はバランス取れず 別れてしまったね いつのまにか 冬将軍 すきま風が 通り過ぎる 恋の後に 冬将軍 1人は切ない あなたをずっと 好きでいたかった リグレット 人影ない あの駅で降りて 肌を刺す北風に 足早になる 海への道 どこも閉まってて あの日の賑わいは 嘘のようね 携帯 かじかむその手で 触れたけど 愛は圏外だった もっと 大切な もっと かけがえない あなたに支えられてたと 今になって気づいた 忘れさせて 冬将軍 やがて春が やって来るまで 次の恋を 冬将軍 静かに待ってるわ あなたをずっと 好きでいた日々は ラストサマー いつのまにか 冬将軍 すきま風が 通り過ぎる 恋の後に 冬将軍 1人は切ない あなたをずっと 好きでいたかった リグレット 発売日:2012-11-07 歌手:難波鉄砲隊其之弐(NMB48) 作詞:秋元康 作曲:宮島律子
昨日見た夢の中で 無邪気に笑ってる僕です 今日も起きたら 朝焼けに 気づいちゃう現実の僕です 続いていくんだと 思い込んでたけど さよならって 突然だね 気づけばここに 思いさえあれば 届くんだと 思ってた僕が 違ってしまった朝 街を歩いてると 聞こえてくる君の声 横にいない君の姿 失くしたんだって現実と 取り戻した心が 混じって ぶつかって 何が間違ってたのかな?って 君の声を ちゃんと聞けば良かったかなって 今さら。。。 あきらめきれなくても 何か踏み出す勇気のない あの日の僕は 今もいてさ 泣いて 叫んで 涙ぼろぼろ流しても 変わらない 戻らないけど 想いは 置いてきぼりにできないよ 何回目の朝だろう これでいいのかな? ふと思って さよならは言えないけど 結局忘れたりもするのかな? 君と歩いた海への道も 二度と歩けなかった後悔も ゆるいままの毎日は いろいろ考えちゃうけど さよならも ありがとうか? それなら君と さよならか 朝焼けに思いました 今日の僕に おはようと 発売日:2009-11-25 歌手:SUPER BEAVER 作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太