消えたのは 思い出と自殺願望の歌が含まれ

光、再考-amazarashi

もし生まれ変わったらなんて言いたくない どうしようもない

僕の人生も長い付き合いの内 愛しくなってくるもんで

ぶつかって 転がって 汗握って 必死こいて

手にしたものは この愛着だけかもな まぁいいか

そんな光

時々虚しくなって全部消えてしまえばいいと思うんだ

神様なんてとうの昔に阿佐ヶ谷のボロアパートで首吊った

綺麗な星座の下で 彼女とキスをして

消えたのは 思い出と自殺願望

そんな光

朝が来るたび陰鬱とした気持ちでそれでも青い空が好きなんだ

公園ではしゃぐ子供達と新聞紙被って寝てる家の無い人

未来は明るいよ 明るいよ

くしゃみを一つしたら 大勢の鳩が 大空へ飛び立った

どこへ行けばいいんですか 行きたいとこへ勝手に行けよ

何をすればいいんですか 僕は誰に尋ねてるんだろう

何か始めようと震えてる ジャングルジムの影が長くなって

僕は今から出かけるよ ここじゃないどこか

そんな光

彼女が歓楽街でバイトをはじめて夜は一人になった

特に寂しくは無いけど急にテレビ番組が好きになった

朝彼女が戻って 僕が部屋を出て行く

無垢に笑う彼女が本当に綺麗だと思った

そんな光

子供の頃の影踏み遊びを思い出してる 追いかけても

決して掴めない物 まるで蜃気楼 だけど僕は気付いてる

本当は手にしたくなんか無いんだよ ずっと追いかけていたいんだよ

もっと胸を焦がしてよ 死ぬまで走り続けたいんだよ

流れ流れて明日は東へ 出会いと別れを繰り返して

光と陰を股にかけて 泣き笑いを行ったりきたり

そうだよ 大丈夫 大丈夫 皆同じだよ

上手くいかない時は誰にでもあるよ

そんな光

日が沈みまた昇るように 花が散りまた咲くみたいに

全てはめぐりめぐって 全てがほら元通り

もし生まれ変わったらなんて 二度と言わないで

今君は日陰の中にいるだけ ただそれだけ

発売日:2010-02-10

歌手:amazarashi

作詞:秋田ひろむ

作曲:秋田ひろむ