作りかけの街で 彼は猫みたい 行く場所もなくて 明日を嘆いてる 腹ペコの心が探していたのは あったかいスープやマフラーじゃないよ 作りかけの街に 僕は立っている あったかいコートとピカピカの靴で 色とりどりネオン 浮き足立つ町 ○か×の世界 彼はそれ以外 道の端で揺れている あの奇麗な花は いつか彼が 植えた希望 こんな美しい世界で 僕らは生きていて すれ違った声を 忘れたふりして そして道に咲いた花を 僕らは踏みつけて みんな同じはずの 明日を夢見ている 夜がふけて街は 静かになって 彼が歌うのは 故郷の歌 生まれ変われるなら こっそり想う ○か×の世界 それではない世界 胸は痛まないだろう? この世界では 多分きっとそれは よくあること だって生きてくってことは 誰かを踏みつけて 振り返ることなく 歩くことで そして道に咲いた花も 僕らは踏みつけて 忍び足でそっと 心に巣食った闇 道の端で揺れている あの奇麗な花が揺れている 明日どこへ行こうかな? ねぇ、例えば こんな僕を 君はどう思ってる? ずっと美しい世界で 何かを踏みつけて 涙流すことも 忘れた振りして そして道に咲いた花を そっと避けたら 透き通った心 もう一度探せるかな? 発売日:2007-11-07 歌手:GOING UNDER GROUND 作詞:松本素生 作曲:松本素生