6月になると 決まって思い出す 蒸し暑い恋を 細い腕に刻んでった 君の心の穴 掘り下げるようなマネしたりした僕に 雷雨は鳴り止むことはない 二重の大きな瞳に あの夏の二人が映るかい? ヤニ臭い髪 よじれた愛し方に I was smiling bitterly 狂って混じって 朝など来なくたっていい 疲れて眠った君の顔が 悲しみに満ちて歪む 嗚呼 言葉なくして多くを語る ひとすじ雨 ふたりぼっちなんて 金輪際いらないから 耽溺な日々と離れ ひとりきりを選ぼう モノクロの記憶 今でも魘され目覚める 白い天井をしばらく眺めてた I was smiling bitterly 二度とふたり許し合うこともないまま 永遠に消せない傷を引き連れてく 「償いなさい。そして、ひとつの恋を軽く見ないこと、いいね」 愚かな自分自身をいつも 誰かに押しつけ過ごしてきたばかりに あだと痣になり増える まとわりつくように犯される身体 時に強く愛されることさえ 邪魔に思えた 救いの手はない 狂って混じって 朝が来るのを待っているの? 疲れて眠った君の顔が 悲しみに満ちて歪む 嗚呼 言葉なくして今でも語る ひとすじ雨 発売日:2002-05-25 歌手:sacra 作詞:Masashi Kitani 作曲:Masashi Kitani