俺はテレビでも唄をうたい たまのクラス会でもうたう レコーディングでうたう時は 誰も居なくても踊る 俺はプラスティックなのどを使い 胸に冷却器を忍ばせて 夜明けの唄を夜にうたい 幸せでも声をふるわせる 俺の仕事は Sing & Song 俺の事務所は CAMP 電話ひとつさ 400-1920 俺のエレキギターに張るこの弦は 全部、太さを変えてある 特に切れるのが一番目で 切って切れないのが六番目 俺は南でも汗をかかず 北の国では雪にもぐり込み 何か伝えてと望まれても 俺のやりたい事は伝えぬ事 俺の仕事は Sing & Song 俺の事務所は CAMP 電話ひとつさ 400-1920 俺はロマンスでも部屋に運び 手を加えて唄にする 誰も知らないはずのこのロマンスが いつかヨッパライも口にする 俺の耳が俺に告白をした 音を聞くのはつらい事ですと 俺は驚いて耳に言った それじゃ耳とは言えないじゃないかと 俺の仕事は Sing & Song 俺の事務所は CAMP 電話ひとつさ 400-1920 俺はマイクでもスタジオでも ドラムスでもエレキピアノでも みんな親しくはつきあうけど いつも一緒に寝る訳じゃない ずっとこのままが続くけれど だから求めているものは たとえ違っても 違わなくても 君とめぐり逢える 夜のその時 俺の仕事は Sing & Song 俺の事務所は CAMP 電話ひとつさ 400-1920 発売日:2001-05-30 歌手:井上陽水 作詞:井上陽水 作曲:井上陽水