すがる私の 両手をほどき 止めても行くのね 涙をくれて やっと開いた 恋の花 せめて散らして 欲しいのに ひとり泣いている ひとり泣いている ああ 野母崎 野母崎 野母崎の夜 街のはずれの 小さな部屋で 二人で暮らす 夢みた私 どこか都会に行くという そんな貴方に恋をして すすり泣いている すすり泣いている ああ 野母崎 野母崎 野母崎の夜 二年待ちます 心にきめた 貴方はきっと 帰ってくるわ 恋の哀しい 抜け殻を そっと私は抱きしめて 今日も泣いている 今日も泣いている ああ 野母崎 野母崎 野母崎の夜 発売日:1995-10-18 歌手:青江三奈 作詞:馬津川まさを・山田孝雄 作曲:中山治美・柴田博
つかの間の恋だけど やるせない春の日 街のはずれ リラのある部屋 訪れる 窓はなつ 若きふたり もどかしい春の日 風に揺れる 痩せたリラの樹 愛してる まろやかな君とリラ 言葉さえ色あせる リラ まぼろしか この時 素敵だ! 淋しげな瞳の中 あおい庭が萌えている はかなく咲いて すすり泣く時 サヨナラ 発売日:2001-05-23 歌手:あがた森魚 作詞:かしぶち哲郎 作曲:かしぶち哲郎
挫折まみれ 流行にまぎれ 幸せな振りをして歌う もっと走れと言い聞かして 無謀にも そっと風上へ 来た道を一瞥 ゆとりは御免 四面楚歌 参戦に次ぐ one game 「山あり谷あり崖あり」 塵は積もってく 果てしない旅の途中で 街のはずれに立ち寄る 疲れた両足をそっと投げ出して 寝転ぶと 繰り返される浅い眠り 何度も同じあの横顔 何度も同じあの言葉を… 「生きてるだけで悲しいと思うのは私だけなの?」と タバコの煙が宙をうねり 虚ろに消える きっとまだ力なき幼い日に 見なくていい悲しみを 見てきた君は今 こらえなくていい涙を こらえて過ごしてる ほんとのことだけで 生きてゆけるほど 僕らは強くないさ 強くなくていい いい? 持ち上げた瞼 世界は春だ 桜色の風をかきわけて 遥か彼方へ向かう途中 この菜の花畑に君はいたのかな この空に鳥の白いはばたきを 僕が探す間きっと 君は大地に耳を澄まし 蟻の黒い足音を探したんだろうな ピエロのような仮面を剥いで 太陽に忘れられた丘に立ち 月の光を浴びて 深く息を吸う 皿の割れる音も 怒鳴り声もない世界 温もりがなくたって 生きてはゆけるさ だけど僕ら生きてるだけじゃ足りなくて 芽吹く大地や 分厚い幹や 消え去る虹や 過ぎ去る日々や 夜空のスピカ 四季の不思議が 教えてくれた 真実を探し続ける僕らに どこまで旅をしても 命の始まりは 生きて愛されたいと泣いた 一人の赤子 ここではないどこかを 目指す理由とは 心ではないどこかに 答えはないと知るため 発売日:2009-01-14 歌手:Aqua Timez 作詞:太志 作曲:Aqua Timez
そこに行けばわかるはず 街のはずれに ぽつんと一軒だけ 灯りが見えるから ネオンなんてないけれど 客待ちのタクシーが 1、2台 並んでる 古いお屋敷さ ベルを3回 鳴らしたら 天国へのドアが開(あ)く そこから先のことは 聞くだけ野暮だろう ベルを3回 鳴らしたら 愛想のないママが出る キングの紹介だと 言えばいい きっと夢が見られるさ 一夜限りの バイオレットのカーテン 閉めた中で… 気に入った彼女には 高くないシャンパンと 赤いバラ 数本を 贈るルールなんだ 愛はいつでも幻さ 煙のように消えて行く 昨夜(ゆうべ)はあの飲み屋で 酔いつぶれたと言え 愛はいつでも幻さ 終わり方を忘れるな キングと会ったことは ないんだ ベルを3回 鳴らしたら 天国へのドアが開(あ)く そこから先のことは 聞くだけ野暮だろう ベルを3回 鳴らしたら 愛想のないママが出る キングの紹介だと 言えばいい 発売日:2011-04-06 歌手:アンダーガールズA(SDN48) 作詞:秋元康 作曲:SQR
いつもの国道沿い 右手にコンビニ この街のはずれで 灯りともしてた こっそり昔 タバコを買った 空にとけた煙 おととい気付いたんだ なんか違和感がして 灯りがついていない 閉じてるパーキング 夜の中で 気まずい顔で ねむっている看板 街のはずれ 灯りがひとつ消えました むかし あいつらが万引きしたせいかも… ねむれない日 これからどうしようかな? 街がひとまわり やせた気がした 彼女に電話した 何か別の用で ”あ…そうなの?”ってゆう返事 まぁ そんなもんでしょう あのコンビニで よく待ち合わせした 彼女がくれたコーヒー 街のはずれ 灯りがひとつ消えました 店のおじさんは 夜逃げしたりしたのかな… バス停の名前はどうするんだろう? 街がひとつ年老いた気がした 発売日:2008-05-14 歌手:スガシカオ 作詞:スガシカオ 作曲:スガシカオ
街のはずれの駅で あなたを見送ったのは 二年も前のことね 元気にしてるかな? この街も変わったわ あの海も埋めたてられ 砂浜もなくなった みんな思い出だわ 子供のころ遊んだ広場は 大きなビルが みんな消えてゆく 空に浮かぶ白い雲のように でもこの街が好きよ 生まれた街だから 空はまだ青く広いわ 田んぼも この街が大好きよ のんびりしてるから 魚も安くて新鮮 卒業してみんなは この街を出て行くけど 方言を使わなく なるのはさびしいわ 古い校舎も建てかえられて 記念碑さえ みんな消えてゆく 空に浮かぶ白い雲のように でもこの街が好きよ 育った街だから 星はまだ夜空いっぱい ほたるも この街が大好きよ きれいな泊(とまり)川 このまま変わらないでいて でもこの街が好きよ 生まれた街だから 空はまだ青く広いわ 田んぼも この街が大好きよ のんびりしてるから 魚も安くて新鮮 発売日:1999-11-25 歌手:森高千里 作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫
昨日の嵐が嘘のよな日差しさしこむ朝 行き交う人々慌ただしく仕事場へ向かう 色とりどりのシャツやジャケットまるで虹のよう 冬支度の用意はいいですか 今日はどんなお客さんが来るのかな弟よ 隣町のお嬢さんあのドレスを仕上げに? 看板立てて一日が始まる おやまああなたが噂の 雪のよに白いツバメさん 今日はどんなご用件? フムフム黒いジャケットを 街のはずれの小さなテーラー 測って裁って縫ってほどいてぱたっとはたけば 夢は町中おしゃれにすること 広場の銅像も教会の十字架も 出来上がりは二十日後の予定で 冬の女王がやってくる前に お代はそのときにお持ちください、ツバメさん あなたはとても誠実そな顔をしているから お会い出来て光栄です ムッシュー・ツバメ、もうひとつ ついでに革の手袋はいかが? 発売日:2013-01-16 歌手:コトリンゴ 作詞:kotringo 作曲:kotringo
Bye bye blue 緑の風に 木々のざわめき 光はこぼれて 夜明けに口ずさむ 柔らかなメロディー 大地のぬくもり 実りは豊かに 奇蹟を運ぶよ そうさ これが君への想い 時をためらわずに Just one more weekend いつでも君のために闘うよ Smile baby 汚れを知らない小鳥のように Bye bye blue もしも何かで うまくゆかずに 力を失くして つまずいた時には 想いだしてほしい 二人で過ごした 街のはずれの 湖のほとり そうさ これが君への想い 答えなどいらない Just one more weekend いつでも君のために闘うよ Smile, baby 汚れを知らない小鳥のように 長い夜が過ぎてゆく Day by day 悲しみは虹の果てに 消えてゆく Season in the sun そうさ これが君への想い 何も怖くはない Just one more weekend いつでも 君のために闘うよ Smile baby 汚れを知らない小鳥のように 発売日:1992-08-29 歌手:佐野元春 作詞:佐野元春 作曲:佐野元春
街のはずれ 国道沿い いつも暇なダイナー ウェイトレスが可愛いって 噂なのは知ってるだろ? エプロンは白とピンク ポニーテールが目印 Tバード 乗り付けて 悪ガキたちがやって来た Saturday コーヒーを何杯もお代わりして粘る 誰か聞いてみろよ ボーイフレンドいるのかな? みんなハート盗まれて 首ったけさ リンダ 僕はなぜだか知ってる そう前から リンダ 僕が彼女のダーリン WOW WOW WOW そんな事情は言えない バレるまでこのまま ごめんね シークレットグラフィティー カウンターで デレデレする 話好きなオーナー 馴れ馴れしく名前呼ぶ その態度が頭に来る チェリーパイは甘すぎるし 仲間たちは下品だ いやらしい目を向けて 値踏みするのも許せない ジェラシー そろそろ帰ろうか テーブル 立ったのに 誰も動かなくて 一人だけ浮いちゃった そんな僕にウィンクして 帰らないで OK! 僕は頷く代わりに アイコンタクト OK! 君は素敵なガールフレンド WOW WOW WOW あの場所で待ってる 抜け駆けの楽しみ 二人のシークレットグラフィティー 恋は優越感 やっぱり見せつけたい 店から出る時 みんなにも見えるように 君にふいにキスをした リンダ 僕はなぜだか知ってる そう前から リンダ 僕が彼女のダーリン WOW WOW WOW そんな事情は言えない バレるまでこのまま ごめんね シークレットグラフィティー 青春シークレットグラフィティー 発売日:2016-07-27 歌手:乃木坂46 作詞:秋元康 作曲:ツキダタダシ
街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの露面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を とても素適な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を 人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を 発売日:2002-09-11 歌手:はっぴいえんど 作詞:松本隆 作曲:細野晴臣