ゆんべも君の 夢見たよ 何の変わりも ないだろね 東京恋しや 行けぬ身は 背のびしてみる 遠い空 段々畑の ぐみの実も あの日のままに うるんだぜ 流れる雲は ちぎれても いつも変らぬ 友情に 東京恋しや 逢いたくて 風に切れぎれ 友の名を 淋しく呼んだら 泣けてきた たそがれ赤い 丘の径 田舎の駅で 君の手を ぐっと握った あの温(ぬく)み 東京恋しや 今だって 男同士の 誓いなら 忘れるものかよ この胸に 抱きしめながら いる俺さ 発売日:2012-08-08 歌手:鳥羽一郎 作詞:高野公男 作曲:船村徹
風はひゅるひゅる 波はざんぶりこ 誰か私を 呼んでるような 襟裳岬の 風と波 にくいにくいと 怨んだけれど いまじゃ恋しい あの人が 風はひゅるひゅる 波はざんぶりこ 浜の日暮れは淋しいものよ たった一人は なおさらに こんぶとる手に ほろりと涙 背のびしてみる 遠い空 風はひゅるひゅる 波はざんぶりこ 春はいつくる 燈台守と 襟裳岬の女の子 泣いてみたいな 霧笛のように 泣けば思いも 晴れるのに 発売日:1998-08-21 歌手:島倉千代子 作詞:丘灯至夫 作曲:遠藤実
「友よ 土の中は寒いのだろうか 友よ 土の中には夜があるのだろうか もしも 寒いのならば 俺のぬくもりをわけてあげたい もしも 夜があるのならば 俺の手で灯りをともしてやりたい 友よ 俺の高野よ こおろぎの よちよち登る 友の墓石(いし)」 昨夜(ゆうべ)も君の 夢見たよ なんの変りも ないだろね 東京恋しや 行けぬ身は 背のびしてみる 遠い空 段段畑の ぐみの実も あの日のままに うるんだぜ 流れる雲は ちぎれても いつも変らぬ 友情に 東京恋しや 逢いたくて 風に切れぎれ 友の名を 淋しく呼んだら 泣けて来た 黄昏赤い 丘の径 田舎の駅で 君の手を ぐっとにぎった あの温(ぬく)み 東京恋しや 今だって 男同志の 誓いなら 忘れるものかよ この胸に 抱きしめながら いる俺さ 発売日:2013-04-03 歌手:船村徹・北島三郎・鳥羽一郎 作詞:高野公男 作曲:船村徹