ここの街へとあなたと僕は これまでいく度 訪ねたろう二人 店の名も街の角も 今はどれも馴染み なぜにあなたと歩くと 小さな道さえ 楽しくなるのだろう 愛の未来は誰にも見えないけれど この愛と僕は生きよう 雨の降る日は一つの傘で 煙った通りをどこまでも行った ビルの空いつか虹が かかっていたあの日 なぜにあなたといる時 この世のすべては 輝きますのだろう たとえ悲しみ来ようと あなたを守って この愛と僕は生きよう 何も言わずにコーヒーテラス 見つめる二人に 黄昏がせまる 街灯り夢のようにいつか窓にともる なぜにあなたを見てると 時間がたつのを 忘れているのだろう 愛の姿は誰にも見えないけれども この愛と僕は生きよう なぜにあなたを見てると 時間がたつのを 忘れているのだろう 愛の姿は誰にも見えないけれども この愛と僕は生きよう 発売日:1995-04-28 歌手:野口五郎 作詞:山上路夫 作曲:筒美京平
空の青さが気に食わなくて ずっと下を向いて歩いた 列をなして歩くローファーさん ちょっぴり邪魔とか思ってる どうでもいいよと思いながらも 追い越せないのが僕の性 信号無視して渡るおばあさん きっと先など見えていない 無関心な僕の心 なんでこんな寂しくなる 君に会いたくなった 空の青さが気に食わなくて ずっと下を向いて歩いた 急ぎ足でスーツのおじさん 案外用もないのだろう 本当のとこ 気にはしてる 自分のこと 色んなこと 君に会いたくなった どうでもいいよと思いながらも 転がる僕 あっけなく 「今日はほんといい天気だよな」 喧噪はやがて遠ざかる 空の青さは悪くなくって 僕は無心に雲数え 今日のことなど十年後には すっかり忘れているのだろう だいたいそんなものなのだろう 発売日:2013-03-13 歌手:supercell 作詞:ryo 作曲:ryo
もう何をしているのかもわからないけど どこで誰と居るかももうわからないけど きっとまたひどく癖がかかる笑い声とその言い回し どこからか聴こえる気がして どこからか聴こえた気がしたけど 君はもう居ないよ 特別なことなどひとつだってないと思っている 君があの日 本当に食べたいと思ったものとか そういうちょっとしたレベルでゆっくりと戻れなくなって 僕たちはすれ違ってきて 君はすり減らしすぎてしまった 今じゃもう何の意味もないことだけが残ったなあ 僕らは何になれたらよかったのだろうとか もう君は居ないよ 何かが終わるときってこういうものなのかな 長い長い人生には何度かあるらしい 山積みの仕事が終わって 少し早く家に帰って ちゃんとした夕飯を食べて ゆっくりと湯船につかって 普通に過ごしていく今日も きっと忘れているのだろう どこからどこまでだろう? 目を覚ましたとしても もう君は居ないよ どうかこれからの僕らに 光が降り注ぐように ねえ離れ離れでも 忘れないよ 発売日:2021-06-09 歌手:odol 作詞:森山公稀 作曲:ミゾベリョウ