I know, I know 僕は知ってる。 僕は君の事知ってるけれど 君は僕の名前すらも知らないって事。 I know, I know 僕は知ってる。 君には大切な人がいて、 その人と一緒の時にすごく幸せそーな顔をするって事と 僕はその笑顔が好きって事。 I know, I know 僕は知ってる。 君がその人とデートの帰りいつも寄る店のコーヒーが お気に入りだって事。 そりゃそうさ、それは僕の自慢のコーヒーだからね。 僕はジョークを言って笑わせてあげる事も 黙ってグチを聞いてあげる事もできないけど、 いつでもちょっぴり苦めのコーヒーでよかったら注いであげるから。 I know, I know 僕は知ってる。 君が独りで来る時にふいに見せるその表情が寂しげだって事。 「ちょっと苦すぎたかな?」なんて、 そんなんじゃないって事も。 本当は何一つ知らない君の事、 どうしてこんなにも好きになっちゃったんだろう? たった一杯のコーヒー、それが僕にできる精一杯の愛。 I know, I know 僕は知ってる。 君が最近来ない理由がやっぱり味のせいじゃないって事。 最後にきた雨の日、ずぶ濡れの君の頬に流れていたのは 雨じゃなかったから。 僕は寒い夜に抱き寄せてあげる事も 朝までずっと寄り添ってあげる事もできないけど、 もし、ちょっぴり苦めのコーヒーが飲みたくなったら またいつでもおいで。 どうかその時まで、変わらずお元気で。 発売日:2006-09-13 歌手:MIYAVI 作詞:雅 作曲:雅