「雨のにおいがしたって」 家に帰る目じるしにした街路樹に今日も話しかけて愛を振りまいた 暑い日も寒い日もそれなりに温かい気持ちを味わえるように カタカタ、カタカタ、カタカタって音がしたら動いた気がして外に出た 雨の日は嬉しそうにしてるような気がして一緒に笑っていたのさ 一生分の愛情を絵に描いたような方法で たくさん君に注いでいた いつかの夜に大好きだった雨、雨、雨、雨 にまた絵に描いたようにさらわれた 何か壊れてまた愛になった 繰り返す日々を書き留めとく暇もなかった そんなもんなんだろう 「幸せだった、でもまた会えたらいいな」って 与えられないのは運命で僕も君もあんたも同じなんだ 「だから何だよ」 与える側は愛に満ち溢れている、そう考えれば楽じゃないか 一生分の愛情が絵に描いたような方法で たくさん君に注がれていた 溢れてたのは僕だったんだ 降りしきる雨に涙が溶けてった 何か壊れてまた愛になった 繰り返す日々を書き留めとく暇もなかった そんなもんなんだろう 「幸せだった、でもまた会えたらいいな」って 意外とこの世界は救いがあるような気がするんだ 僕だけですか? 止められない兵器と命の釣り合わない交換も知った上で 奪い合う醜い僕らも与えられていて与えてもいて 失った代償は溢れ過ぎてるから まだ払えるよ 少しだけ 胸に手をあててみて 心が動いているでしょ? 幸せな街路樹を植えてさ、あなたも与えて 「雨のにおいがしたって」 発売日:2014-09-24 歌手:indigo la End 作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
さあ、何処へ行こうか 上辺だけの街へ 聞こえないフリして 貴方はこう言った 汚い大人達は 上辺だけを撫でて 金で人を見ている 私はわかってる 疑問や不安や不満 これは生きてる中で通る道だと言った 何かに疑問を抱き 何かに不安を感じて 生きているのに僕らだけみたいな顔をして そしてそこに不満を覚えたのは いつもいつだって そうこの瞬間だって 本当の意味で甘ったれた奴らばかりで その価値が私には 大きくて優しさだと思っていた 少しの言葉で背中を押した 貴方に好かれたくて 拝啓 未来の君へ 汚ないあの大人に なってはいませんか? そちらはどうですか? 沈む町を見下ろし 孤立した心を 埋めるように歌う それだけで良いのに 大人が好きでおとなが嫌い こどもが好きで子供がきらい 都合いい自分を殴りたくなって 今までの自分を忘れるんだろ 僕らが愛して居たのはなんだ? 愛とか金とかそんなもんなんだろう 胸を張って生きてやろうぜ 馬鹿野郎 夜空が綺麗な事にも 気付けずに苛ついた だけどね貴方を 変えれると本気で思っているから 発売日:2015-10-07 歌手:climbgrow 作詞:杉野泰誠 作曲:杉野泰誠・近藤和嗣
ウイスキーの瓶見つめる 昼下がりひとりきり 残りの酒気になってるのさ どうしようもないね 窓から見えるせまい空 電車の音が小さく聞こえる サンダル履いて出かけてみようか 夏のうしろ姿が そこにいるうちに 空が泣きそう 空が泣きそう 空が泣きそう そんなもんなんだろうよ 読みかけの小説は 閉じたまま進まない 7ページで消えた男は もう出てはこない つぶれた店の片隅に 現れたあの主人公 何を思い旅立つだろうか 夜の闇の中では 誰もわからない 君と会えそう 君と会えそう 君と会えそう そんなもんなんだろうよ 空が泣きそう 空が泣きそう 空が泣きそう そんなもんなんだろうよ 発売日:2022-03-30 歌手:古市コータロー 作詞:古市コータロー 作曲:古市コータロー