此処にはもう来ないと分かってても 気付けばずっと影を探してた 対向車線、木漏れ日が射すベンチ、 春風吹く桜並木の下 空と太陽を近くに感じた夏 此の場所にきっと…なんて思ってた 人気の途絶えた風景が寂し気に語っている 恋しさ 揺り動かされるように 街へと足を向けた 音も無く通り過ぎる人込みの中 君の姿を求め彷徨う 何時になれば、何時迄待てばいいんだろう? 季節は足早に変わるのに 柔らかな光、遠い甘い香り漂う その手に触れたい 今すれ違った人!? 幻想? また夢の中 秋風はこんなに冷たく頬を刺す 嘲笑うかの様に感じてしまう 何時になれば、あの声を聞けるんだろう? 凍るような冬が来るよ 音も無く通り過ぎる人込みの中 ずっと動けずにいる私は 何時になれば此処から去って君を 忘れてしまえるのだろう? 発売日:2002-10-23 歌手:SUPER EGG MACHINE 作詞:藤井万利子 作曲:藤井万利子