小さな町の駅のホームで 我が子に夢を託した父 餞別がわりの手編みのマフラー 母の匂いがした 貧しさゆえの寂しさを 埋めるように働いて 誰にも言えない痛みに 人の温もり恋しくて 古びた家に明かりはもう灯らない 思わず涙あふれて あの日のマフラー 顔うずめれば、、、 母の匂いがする 病の床で微笑みながら 「これでいいよ」と語った父 消えゆく記憶の中 あの日のマフラー 母は忘れていた 手にしたものも多いけど 寂しさ消せぬ虚しさよ 誰にも言えない痛みに 人の温もり恋しくて 古びた家に明かりはもう灯らない 思わず涙あふれて あの日のマフラー 顔うずめれば、、、 母の匂いがする 古びた家の桜は今も咲き誇り どんなに時がすぎても あの日のマフラー 顔うずめれば、、、 母の匂いがする 発売日:2016-04-20 歌手:小田純平 作詞:masaru 作曲:JunpeiOda