あかね色に キミは何を 考えていたの? まぶたいっぱい涙をためて 誤魔化していた 綺麗だね、と 疑いもなく こんな日々が続いていくんだって ずっと 思っていた 見上げた空は 遠く遠く 僕ら 見つめている ただ静かに 変わらないまま 迷子の手と手 握りしめた もうさみしくはないよ 終わる世界 向こう岸へと 僕らの夜明けが 見えるから… 凪いだ風が 連れていくよ ため息も全て だからそんな 顔しないでね ちゃんと前を 向いているから 生まれた日から 決まってたの?出会いも別れも 今は行き先まだ 戸惑うけど 心枯れ果てた夜 抱きしめてくれたあの日 僕ら強く結んでくれた 形ない世界 微かな星の明かり 抱いてた 眠る海は 確かな鼓動に 照らされてく 未来がいつか 高く高く 雲間に隠れても この瞬間 ウソじゃないよね 隣り合わせの 熱い背中 離れないようにぎゅっと キミの名前 呼んでみるから 何度も何度も 広がる空は 遠く遠く 僕ら 見つめている ただ静かに 変わらないまま 迷子の手と手 握りしめた 未来は怖くないよ 終わる世界 向こう岸には 僕らが望んだ 朝焼けが 見えるから 笑って… 発売日:2015-08-19 歌手:黒崎真音 作詞:黒崎真音 作曲:fu_mou
気づけば失くしてたほどのちっぽけな灯火が あの水平線の向こう輝いている 形だけの日々を過ごすことに精一杯だった 僕はそれを見えないようそっと隠していた こんな惨めで情けない僕を誰かが呼んだんだ 振り返ってみてもそこに誰もいないけど 嘘にまみれた雑踏で 擦り切れた価値観で 夢の名残に縋っている 亡霊のようだ 器用さ身につけるほど 本当の僕は薄れてく そういうものさ それなのに、この鳴り止まぬ心臓の意味を どうか教えてくれないか 訪れることのない夜明けを待った 幽霊船はまだ揺られているのだろう そして夢の欠片抱くまま 何時か水底に忘れられるのだろう 転ばないよう俯いたまま歩くようになって そんな僕を君が見たらどう思うだろう 誤魔化すような笑顔で 昨日を台無しにするのは もう止めにしよう 灯りが無くても 何を頼りにすればいいかは 分かっているはずだから 辿り着くことのない場所を目指した 幽霊船はまだ帆を上げているのだろう ボロボロでも選んだ航路(みち)だ きっと僕らは同じだと気付いた 近づくほど遠くなる答えでも 確かなものをそこに感じたんだろう だから 選び取ったこの航海で 舵を取るのは僕以外にいないんだと ありのままの心が言うから 僕は僕のまま君を迎えに行こう 僕らの夜明けがそこで待っているんだ 幽霊船がまだ夢を巡るなら 発売日:2020-10-06 歌手:こぴ 作詞:5u5h1 作曲:5u5h1・こぴ