精一杯地球逆廻りに 走らないとねの歌が含まれ

グラウンドゼロ-RADWIMPS

立ち止まるなんて無理だよ この星の上に生きてる限り

だって猛スピードでこの星は 僕の体を運んでるんだよ

立ち止まってみたければ 時速1400キロの速さで

精一杯地球逆廻りに 走らないとね

頑張んないためにも頑張んないと いけないなんてわけが分かんない

仕方ないから頑張るけど もういい どうにでもなれ

どれだけ後ろ向きに 歩いてみても未来に

向かってってしまうんだ 希望を持たされてしまうんだ

手渡されたそいつをただ 投げ捨ててみたところでまた

空になったその手に次の 未来渡されてしまうんだから

やり場に困ったその未来 仕方ないから取っておいたけど

ふとした時に目を向けると 血走った眼で僕を見るんだよ

逃げ込んだ部屋の隅っこも くるまった布団の中でさえも

目一杯 僕のすぐそばにへばりついてる

「ねぇもういいかい?」「いやまだだよ」

「じゃあもういいかい?」「もうしつこいよ」

諦めることとか知らないの? もうどういうつもりなの?

どれだけ頭を垂れ 歩いてみても未来に

すぐに見つかってしまうんだ 僕を連れてってしまうんだ

いっそのこと 追い抜いてやろう なんて息巻いたところでまた

決して追い越せやしないんだ 夜に浮かぶ月のようなもんなんだ

後にも 先にも 行かしてはくれないんだ

ちっちゃな箱に詰め込まれ 運ばれるしかないんだ

後にも 先にも それ以外はないんだから

「金輪際 関わんない」「ついに諦めた、もう万々歳」

「だけど最後に、お願いよ 耳澄ましてみて」

どこかで聴こえる声「捨ててしまうような未来なら

どうか僕に譲ってくれよ 大事に使ってみせるから」

そしてやっと気付いたよ そっと 強く 抱きしめたよ

生まれた時 そう確かに 僕が受け取ったものだから

遥か先の 君に叫ぶ 「今から行くから待っててよ」

その瞳に涙 浮かべた君は 僕の未来そのものだったんだ

発売日:2011-03-09

歌手:RADWIMPS

作詞:野田洋次郎

作曲:野田洋次郎