買ったばかりのペダルを 息切らせて漕いでは桟橋へと向かう 深呼吸で吸い込んだ風は 少し石油の匂いがして その大きな川に流れてた 君を待ってる 手持ち無沙汰に ぼんやりした幸せが満ちてく 向こう岸から ゆるいスピードで 近づいてくる水飛沫は君かな? 水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな透き通った景色を 僕の全部で守りたいと思った 君乗せて漕ぐペダルにカーラジオなんてないから 僕が歌ってた そのメロディーに忍ばせて いとしさの全部を 風に棚引かせて歌ってた 「この間偶然見つけたんだよ 新しいカフェ きっと気に入るよ」 君と過ごす日のことをいつでも シミュレートしてこの街で暮らしてるんだ 夕日が窓際の僕らに注ぎ 君は更に綺麗な影を身につける 君への思いが暴れだす 狂おしいほど抱きしめたいと思った 川の流れのように 愛は時に荒れ狂ってお互いの足をすくいはじめる 僕が悪いんじゃない でも君のせいじゃない 「さよなら」を選んだ君はおそらく正しい 悲しみが満ちてく 僕は待ってる 今日も待ってる 想い出の中に心を浸して 水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな穏やかな景色を巻き戻すように 川の流れに沿って ひとりペダルを漕いで 発売日:2008-12-10 歌手:Mr.Children 作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai
こどもの頃に ボクが描いた大きな夢 どんなすごい事も 出来ると思ってた 手に取るものすべて ボクの大事な宝物さ 枕元に置いて そいつの夢見てた 今 ボクは都会の片隅を 手探りで歩き 時には強い風におびえて ため息ついてる でも 鏡に映ったボクは あの頃のボクと同じさ 川の流れに 沿ってどこまでも歩いてた その一歩一歩が ボクを大きくした 夕焼け空の下を 仲間と自転車で走ってた どこまでも どこまでも 行けると 信じてた 今 ボクは都会の片隅で 人混みにまぎれ 時にはつくり笑い浮かべて 肩を落としてる でも 夢を語ってる時は あの頃の瞳のままさ 今 ボクは都会の片隅を 手探りで歩き 時には強い風におびえて ため息ついてる でも 鏡に映ったボクは あの頃のボクと同じさ 発売日:2012-04-04 歌手:山口智充 作詞:山口智充 作曲:山口智充
あの草のかおり あの土のにおい あの太陽のひかり あの風のやさしさ こどもの頃に ボクが描いた大きな夢 どんなスゴイ事も 出来ると思ってた 手にとるもの全て ボクの大事な宝物さ まくら元において そいつの夢見てた 今ボクは都会の片隅を 手探りで歩き 時には 強い風に おびえて ため息ついてる でも 鏡にうつったボクは あの頃のボクと同じさ 川の流れに 沿ってどこまでも歩いてた その一歩一歩が ボクを大きくした 今ボクは都会の片隅で 人雑みにまみれ 時には 作り笑いうかべて 肩を落としてる でも 夢を語ってる時は あの頃の瞳のままさ 今ボクは都会の片隅を 手探りで 歩き 時には強い風に おびえて ため息ついてる でも 鏡にうつった ボクは あの頃のボクと同じさ La la la… 発売日:2003-03-26 歌手:くず 作詞:ANIKI 作曲:ANIKI
夕景 田舎道を走っていった 嬉しかったんだ 夕景 黙っている僕に少しだけ怒って笑 髪が揺れてた顔を隠した 淡い色の大きなTシャツ 眩しく伸びる エフェクトライト 光で君が見えなくなる 他の誰かじゃなく僕のために歌ってよ 自由になればそれだけ身動き取れないな 僕らは光っているかい昔よ 分からない未来は簡単に見えないな 夢に見るしかないな 浮ついた街を僕ら歩く 山間が赤く染まる頃 高速道路を走って行く 「写真を撮るのが下手だ」 ってからかわれたね 喫煙所でタバコを吸った 煙が空に溶けていく 川の流れに沿って 次第に時代を失って行く 他の誰かじゃなく僕のために歌ってよ 自由になればそれだけ身動き取れないな 僕らは光っているかい昔より 分からない未来は簡単に見えないな 夢に見るしかないな 川の流れに沿って 次第に時代を失って行く 僕らの居場所は いつでもそこで待つ君の前だ 浮ついた街を僕ら歩く 発売日:2017-11-22 歌手:ハルカミライ 作詞:ハシモトマナブ 作曲:ハシモトマナブ