君しか知らない僕のこと 僕しか知らない君のこと 意識が遠退く首すじと 潤んだ粘膜の夜の味 マネキンのような君の背中 気づけばギラつく青い羽根 知らない煙草の残り香に 緩んだ口唇が唾を吐く 「天国は裏腹」 仮初の愛なんて言葉で騙し合う アダムとイヴなんかじゃ厭だよ 君が僕にくれた此の新世界は 僕だけのモノなんかじゃなかった ひび割れた光の壁に射し込む 忘れかけていた傷が痛いよ どうしてくれるのさ ファズくらい歪んでいても好いから 其の儘 僕に身を預けておくれ 君が僕にくれた此の新世界を ふたりだけのモノにしたいから イビツな手作りの箱に押し込む 歪んだ泣き顔も奇麗だね 君と僕の此の新世界は ふたりだけのモノに成ったから 此の箱の中なら好きなだけ 閉じ込めてあげるよ 君の笑顔が見たいから 発売日:2012-10-24 歌手:真空ホロウ 作詞:松本明人 作曲:真空ホロウ