音無橋に 初雪が 薄く積もって 日が暮れて あなたの差し出す 傘がうれしいの ばかね ばかね わたしって 急に泣くなんて 小さなしあわせ みつけたばかり 夢ならば 夢ならば さめないで 音無橋に 佇めば 路面電車が 坂道を カタコト行きます 飛鳥山あたり 嫌ね 嫌ね わたしって 古い傷がある 過去(むかし)があるから 逢えたんだよと 抱きしめて 抱きしめて 弱虫を 音無橋の たもとには 灯りゆれます ほのぼのと 哀しい荷物は ここで降ろせよと 駄目ね 駄目ね わたしって いつも遠回り この橋ふたりで 渡れば春が 来るのです 来るのです 今度こそ 発売日:2012-11-21 歌手:青木美保 作詞:石原信一 作曲:弦哲也
青い空が 呼んでいる 小さなしあわせ 抱きしめて 白い花も 赤い花も 火と萌えて 丘は 丘は 花ざかり 遠い雲が 歌ってる あふれる若さを よろこびを 腕を組んで 歩く二人に そよ風が 丘は 丘は 花ざかり 愛の星が きらめいて 乙女のこころに 灯をともす バラの花も 愛のその日 夢にみる 丘は 丘は 花ざかり 発売日:2012-07-25 歌手:浅丘ルリ子 作詞:滝田順 作曲:野崎眞一
いつからキミは ここでひとり生きて来たのだろう? アスファルトが閉ざしたビルの森の下で きっと、待ち続けた 毎朝急ぎ足 時計を気にする私の背中越しに 「ぼくはここにいる、こっちを向いてよ」 そんな声が話しかけてきた ひたむきに咲いた蕾が 振り向いたその場所で、微笑んでいた なんとなくね、自分に似てる気がして いとしさに揺れた あきらめかけてた恋や夢が、 息を吹き返していくように、 思い出させてくれるそんなやさしさ 都会の森のSeed of Green あれから少しだけ 早起きするよな気持ちが芽生えてきた キミに会いたくて…胸が弾んでた 私だけの小さなしあわせ 鮮やかに咲いた花びら やがてそれも散りゆく運命だけど キミが教えてくれた 生きる強さが永遠を繋ぐ 何度もくりかえすこの日々は、 思い通りにはいかないけど いつかこの私にも花が咲くかな? 心の中のSeed of Green 発売日:2008-07-02 歌手:alan 作詞:Kenn Kato 作曲:菊池一仁
いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった 発売日:2003-04-16 歌手:渡哲也 作詞:水木かおる 作曲:遠藤実
あの雲が この川が 海に戻って 行(ゆ)くように 母さん元気で いるうちに 帰りたい ふるさとへ いく夜寝ざめの 夢まくら 江差恋しい ああ 初しぐれ 波の音(ね)も 浜歌も 募る寂しさ 遠い町 ほおずき色した 漁火が この胸に また灯る 好いたどうしの 泣き別れ 江差恋しい ああ 初しぐれ 鴎鳴く 北みなと 歌がやさしく 呼んでいる 小さなしあわせ 手土産に 帰ろうか ふるさとへ 忍路(おしょろ) 高島 目に浮かぶ 江差恋しい ああ 初しぐれ 発売日:2013-05-22 歌手:杜このみ 作詞:志賀大介 作曲:聖川湧
離したくない すがりたい 私のあなたに してみたい いいえやっばり あきらめましょう ひどいひどい 世間に 泣いてきた 女の…過去が…またうずく 忘れたいのよ 胸の傷 なんであなたは ふれたがる せめて小さな しあわせだけを 息を息を ころして祈ってる 女の…夢を…知らないで 家じゃどなたが 待つのやら うしろ姿に 涙ぐむ そっとあなたを 見送る夜は 更けて更けて 消えてく 花ネオン 女に…ばかり…つらい町 歌手:ぴんから兄弟 作詞:西沢爽 作曲:和田香苗
今は何も云わないで だまってそばにいて この小さなしあわせを 抱きしめたい じっとやさしく あなたの目が 何か云いたそうに わたしをみてるの それだけで とてもうれしい わかってるの云わないで だまって目を閉じて 二人だけのこの時を 大切にしたい 愛してるっていうことは 感じるものなのね あなたの肩に もたれてると じんとするの お願いなの云わないで だまってそばにいて 何かとても切なくて ひとりじゃいやよ 愛を知って 心もろく やさしい言葉にも 涙が出ちゃうの それだから 何も云わないで 発売日:2005-09-22 歌手:園まり 作詞:安井かずみ 作曲:宮川泰
いつかの願いは 土の中で眠って 約束の時刻に 希望の芽が出るんだ 2人が出逢った頃 夢などまだ種だった どれくらい歳月(とき)が過ぎ 花は咲くのだろう この涙を君に捧ぐ もっと君が輝くなら ずっと見守ってた沈黙の空から 今 僕は雨になろう 小さなしあわせ 見上げていた太陽 期待に膨らむ あの未来が蕾さ 心が渇いた時 誰かの愛を求めた 悲しみの風が吹き 花が枯れる日まで この涙を君に捧ぐ たとえ君が気づかなくても 少し温かくて 何となく懐かしい そう 僕は雨になろう 瞼(まぶた)を閉じて 目尻から 流れ落ちた熱いもの あの空へと昇って 俯瞰で見る愛に変われ… この涙を君に捧ぐ もっと君が輝くなら ずっと見守ってた沈黙の空から 今 僕は雨になろう ああ 君に捧ぐ こんな僕にできることは 君の空しさを 少しでも癒すこと さあ 僕は雨になろう 発売日:2013-04-10 歌手:NO NAME 作詞:秋元康 作曲:夏海寛
今は何も云わないで だまってそばにいて この小さなしあわせを 抱きしめたい じっとやさしくあなたの目が 何か云いたそうに わたしをみてるの それだけで とてもうれしい わかってるの 云わないで だまって目を閉じて 二人だけのこの時を 大切にしたい 愛してるっていうことは 感じるものなのね あなたの肩に もたれてるとじんとするの お願いなの云わないで だまってそばにいて 何かとても切なくて ひとりじゃいやよ 愛を知って心もろく やさしい言葉にも 涙が出ちゃうの それだから 何も云わないで 発売日:2015-12-09 歌手:香西かおり 作詞:安井かずみ 作曲:宮川泰
涙ってどのくらいでるものかとためしてた12月 絵にならない路地で長い長いさよならした That was 1985 うわさってどうやってここまでとどくんだろうと考えた 君があの街で誰かと暮らしてるときいた That was 1988 久しぶりだね こうして君と話せるなんて思ってなかった でも会わないよ 思い出はあのままのほうがいい 仕事はたのしいよ 今は部屋もひろいし 景色もある でもいつも何か ものたりなくてさがしてる ぼくらしいだろう 調子者のボビーとやせっぽちのオリビアの出会いは 小さなカントリーウェスタンバー まんまるの大きな瞳に たちまちひと目ぼれした でもオリビアはまるで知らんぷり バラの花も映画のさそいもことわった それでもギターをかきならし 「好きだよ」と歌いつづけた そんな日が半年もつづくと 「もうあきらめろ」とまわりは言う かまわずクリスマスに何をあげようか そればかり考えてた ある日めずらしく雪がつもり さむさにふるえて ふと思いついた ころげながら電器屋さんに走り ガスストーヴをプレゼント その単純さにあきれたのか 本当はいつのまにか好きになってたのか オリビアがボビーにキスをした やっと二人は結ばれた La la la Wow wow wow 毎日 毎日 夢を語り合って愛し合った ボビーの夢は映画のスター オリビアはいつも笑顔で見守った まじめにやればいいことあるもんさ 主役のはなしがまいこんだ Yeah! Yeah! Yeah! Wow wow wow 毎日 毎日 夢中でがんばった キスするのも忘れるほど 夢はだんだん近づいて いつのまにかオリビアはおいてきぼり 小さなしあわせはバランスくずし そして二人はさよなら よくある話と人は笑い流しても 二人には二度とはできない忘れられない恋だね It ends in 1985 だけど今愛してる人を ちゃんとつかまえてなくちゃ 今日がぼくの誕生日でも電話してきちゃだめさ 最近はぼくもずっと好きなひとがいる いいこだよ いつも本気だよ でもふりむいてくれなくて ぼくらしいだろう It is 1989 発売日:1990-07-25 歌手:KAN 作詞:KAN 作曲:KAN