「せーの」で走り出した僕の声は疼きだす あの日浴びた風は君の声によく似てた 心に絡まる感情いっそ消してくれないか? すべての景色達が同化して僕を叩く 僕らの町をそっと染めはじめた雪たちが やけにいじらしくって僕はそっと目を閉じた 見えないもの、見せたいもの 聞きたい音、聞かせたい音たちが 環状線みたいにぐるぐる回ってくだけ 煮え切らない魔法が とめどない声越えていって 絡まって ほら、消えてくよ やがて君もいつかは星になる それなら僕は風になるよ 君が寂しい夜には届いたらいいのに やがて僕もいつかは星になる ゼロならそこに君の温もりだけ ほら、消えないよ 君の中の僕は散りゆきまた過去を思う せめてもの救いは 僕の君は生きている 見えないもの、見せたいもの 聞きたい音、聞かせたい音たちは 環状線みたいにぐるぐる僕の中で踊ってるんだぜ やがて君もいつかは星になる それなら僕は風になるよ 君が寂しい夜には届いたらいいのに やがて僕もいつかは星になる 僕を支えた君の温もりさえ わかんなくなったよ 笑い合って、また語り合って 奪い合って、愛重ね合って 言葉ってほら無力だって わかってる だけど会いたくて… 悲しくて、ほら苦しくて 切なくて、でも優しくって きっとこれが君の愛なんだ 見えないもの 見せたいもの… 発売日:2012-03-07 歌手:KIDS 作詞:奥野涼 作曲:奥野涼
これで終わりだね もう二度と出会わずに この都会(まち)で お互い忘れられたらいいのに… 真っ黒な雲が 東京の空を覆って もうすぐに 大粒の雨を降らすのか? ラウンジから見下ろす 高速のランプが 点々と左右へと 分岐(わか)れてる 2年の月日を 無駄とは言わないが 今となっては どうでもいいこと… 熱を奪う雨 今すべて冷やしてく 抱きあった 身体の芯まで同じようにね 積み重ねたけど 愛はなんて虚しい どれくらい 僕たちは傷ついたというの? せめてもの救いは 直接にこうして 決着つけられたことだね… 見慣れた首筋 君のその香水 今更なぜに この胸香るの? 熱を奪う雨 今すべて冷やしてく また誰か この手に愛するときのそのために… 蒼い稲光 東京の空高く 吠えながら 僕たちの場面を締めくくる 発売日:2001-07-21 歌手:杉山清貴 作詞:森浩美 作曲:杉山清貴