ささやいて風 無口な風景に 光はこんで 色を変えてゆく 果てしない空 何処までも続く 砂が刻んだ 時のようにそう… 熱い夢を 求めている あなたが 無事なように 祈ることだけ せめて 何もかも すべて 振り切るほど 情熱 燃やして 湖(うみ)の彼方 白く光る 波がいくつも 生まれて 止められない 迷いのない 激しいほどの 挑戦(たたかい) きっと 何かを 掴めるはず セピアの街に 息づく人たち 疲れた肉体(からだ) 癒してあげて 走る窓から 消えゆくオアシス 孤独な旅を 見守っていて ひとり想う あなたのこと 同じ夢を 持てたら すこしでも 近づける はかり知れない あなたのロマンス 大事に 信じて 数えきれぬ 夢のように 星が 夜を 飾って 限りのない 捨てきれない 胸を打つよな 想いが 変わらずに 輝き続ける 発売日:1994-12-01 歌手:杏子 作詞:北野みう 作曲:林哲司