父は今年二月で六十五 顔のシワはふえてゆくばかり 仕事に追われ このごろやっと ゆとりができた 父の湯呑み茶碗は欠けている それにお茶を入れて飲んでいる 湯飲みに写る 自分の顔をじっと見ている 人生が二度あれば この人生が二度あれば 母は今年九月で六十四 子供だけの為に年とった 母の細い手 つけもの石を持ち上げている そんな母を見てると人生が 誰の為にあるのかわからない 子供を育て 家族の為に年老いた母 人生が二度あれば この人生が二度あれば 父と母がこたつでお茶を飲み 若い頃の事を話し合う 想い出してる 夢見るように 夢見るように 人生が二度あれば この人生が二度あれば 発売日:1996-09-01 歌手:井上陽水 作詞:井上陽水 作曲:井上陽水
むかし… 母は… 遠い故郷の 話をしてた この胸に しまっておいた 宝物だと あんたもさあ そういう景色 抱いて抱いて 生きなさい いいひとに いいひとに なれるから 若い… 母は… どこを旅して いたのでしょうか いっぱいの きれいなものを 話し上手に あんたもさあ こどものうちに 花に風に ふれなさい そんなこと そんなこと いっていた そんな… 母を… なぜか近頃 よく夢にみる 貧しくも 豊かな顔で 生きていたなと わたしももう あの母の年齢(とし) 鳥に 鳥に なりたいわ いい景色 いい景色 見えるよう 発売日:2008-12-03 歌手:川中美幸 作詞:亜久悠 作曲:弦哲也
父は今年二月で六十五 顔のしわはふえてゆくばかり 仕事に追われ このごろ やっとゆとりが出来た 父の湯飲み茶碗は欠けている それにお茶を入れて飲んでいる 湯飲みに写る 自分の顔をじっと見ている 人生が二度あれば この人生が二度あれば 母は今年九月で六十四 子供だけの為に年とった 母の細い手 つけもの石を持ち上げている そんな母を見てると人生が だれの為にあるのかわからない 子供を育て 家族の為に年老いた母 人生が二度あれば この人生が二度あれば 父と母が こたつで お茶を飲み 若いころの事を話し合う 想い出してる 夢見るように 夢見るように 人生が二度あれば この人生が二度あれば… 発売日:2017-11-29 歌手:由紀さおり 作詞:井上陽水 作曲:井上陽水