「ねぇ、どうしてアタシといる時ケータイの電源オフってるの?」
「いや、せっかく2人でいるのにさあ、邪魔が入るとうっとおしいだろ」
「他の女からかかって来たら困るからでしょ」 チャラリー鼻から牛乳
「じゃあ電源入れときなよ」 チャラリー鼻から牛乳
それからしばらくしてタイミング悪く ケータイの着メロ鳴り出した
「何してんの?早く出なよ」 チャラリー鼻から牛乳
「誰から?」 チャラリー鼻から牛乳
「ちょっと貸して…ミキって誰よ?」 チャラリー鼻から牛乳
「この部屋誰か来た?」 チャラリー鼻から牛乳
「マグカップの場所がいつもと違う」 チャラリー鼻から牛乳
「ゴミ箱の油取り紙、何?」 チャラリー鼻から牛乳
「来ちゃった」 チャラリー鼻から牛乳
「…見てないよ」 チャラリー鼻から牛乳
「えっ…」 チャラリー鼻から牛乳
「あ、このカメラあと一枚じゃん、一緒とろ…カシャ、ギーギーギー、
「あ、いや、その、」 チャラリー鼻から牛乳
「写真立て裏返ってるけど、なんで?」 チャラリー鼻から牛乳
「スポーツ新聞なんか読むんだ」 チャラリー鼻から牛乳
「こんなデッカイ指輪するんだ」 チャラリー鼻から牛乳
「この時計男モンじゃん」 チャラリー鼻から牛乳
「このサーフボードどしたの?」 チャラリー鼻から牛乳
「え…沖縄?」 チャラリー鼻から牛乳