腕をすり抜けてく 深紅の薔薇 ココロに 食い込んだ 棘 残して 思い詰めた 熱い視線 振り切れるほど 初心(うぶ)じゃない 許されぬ愛と 知っていても ゲームと割り切れるのなら やさしい嘘で 騙し通してくれよ このままずっと 君を見つめていたい この胸が 張り裂けるほど いとおしいけれど 求めるほどに 遠ざかってく明日を 手に入れるために 今 二人どうすればいい もがくことも出来ず お手上げだよ 今にも萎(しお)れそうな 瀕死の薔薇 唇が震えた 「連れ去って…」と あいつの腕 抱かれながら 濡れた瞳で 俺を見る 飢える魂が砕けそうさ 耳元で囁く声が 俺をなじるのさ「意気地がないのね」と このまま君を 壊してしまいたい 抱き合うのに 理由なんて 要らないだろう 邪魔なモラルを 剥ぎ取って 君とまた 裸になれるなら 傷ついてもかまわない ああ 馬鹿げた夢と 笑ってくれ このままずっと 君を見つめていたい この胸が 張り裂けるほど いとおしい…だけど 君の笑顔を 絶やしたくはないから 心にまとわり付く 棘を引きちぎるのさ 無様な俺の影 虚像の中 発売日:2007-10-03 歌手:加藤和樹 作詞:ササキオサム 作曲:今井晶規
じゃあちょっと目を閉じて 僕の腕に掴まっておいてよ 君の笑顔 盗む奴から 君を盗むのさ 物語の名前は伏せたまま始めよう 連れ去ってと合図をくれたら ここから君を奪って 夜空を抜けて 宝石みたいな 街を飛び越えて 君が想像した事ないくらい 眩しい世界を見せてあげる そのまま海を渡って 春風に乗って 虹を蹴散らして 空にばら撒いて 君は今日も明日も君のままでいていいんだよ 君がいれば僕に不可能なんか無い もう行かなきゃなんて ガラスの靴で 月にでも帰るの? 君がどう否定したって 素敵なままだよ 君と出会えた僕と 出会えなかった先の僕を比べて 論文にしたいとこだけど 君の細胞全部の 尊さはきっと伝えられやしない 君自身に君を僕が証明するよ これから君を奪って 夜空を抜けて 宝石みたいな 街を飛び越えて 君が想像した事ないくらい 眩しい世界を見せてあげる そのまま海を渡って 春風に乗って 虹を蹴散らして 空にばら撒いて 君は今日も明日も君のままでいていいんだよ 君がいれば僕に不可能なんか無い 無い 発売日:2021-05-24 歌手:back number 作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏