日暮れて鳥は 巣に帰り 瀬を行く魚は 岩の蔭 人は人ゆえ 人を恋い 人は人ゆえ 人に泣く 誰と語らん 秋の夜(よる) 旅寝(たびね)の空に 名残月 行方も告げず 吹く風は 梢(こずえ)をふるわせ 遠ざかる 花は花ゆえ 花と咲き 花は花ゆえ 花と散る 紅(くれない)燃ゆる 色香(かんばせ)も 移ろい行くは 世の運命(さだめ) 行く道はるか 山の端(は)に 夜ふけて流れる 星ひとつ 夢は夢ゆえ 夢を追い 夢は夢ゆえ 夢に酔う 汲(く)めど尽きせぬ 我が想い 旅路の果てに 名残月 発売日:2005-10-19 歌手:長山洋子 作詞:鈴木紀代 作曲:西つよし
暗い夜空を 見上げれば どこへ流れる 星ひとつ 遠き故郷(ふるさと) 思うたび 涙溢れて とめどなく 今も心の 片隅に 残る面影 なつかしく 若きあの日の 恋に似て 揺れる夜露の 儚さよ 巡る月日の 短さに にじむ吐息の やるせなさ 肩に冷たい 夜半(よわ)の風 せめて散らすな 我が夢を 発売日:2010-01-27 歌手:池田輝郎 作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫
縁切り橋を渡り 流れる星ひとつ 今夜の夜空は最高 電信柱殴り 拳に傷ふたつ 今夜の夜空は最高 どんな時もどんな時も おまえを愛していたよ どんな時もどんな時も ただおまえのことだけを ボロボロで歩いてく 朝までつづく道 今夜の涙は最高 空のボトル枕に ベンチに寝ころがる 今夜の夜空は最高 どんな時もどんな時も おまえを愛していたよ どんな時もどんな時も ただおまえのことだけを ボロボロで歩いてく 朝までつづく道 今夜の涙は最高今夜の涙は最高 発売日:2004-03-17 歌手:チェッカーズ 作詞:藤井郁弥 作曲:藤井尚之
遠い故郷(ふるさと) 思い出させて 風がヒュルヒュル 口笛吹いて行く 手のひら落ちて こぼれた夢は 夜空に流れる 星ひとつ ヒュルヒュル ヒュルヒュルル しみじみ浮かぶ あの山川よ まるで汽笛が 泣いているよに 風がヒュルヒュル 耳元(みみもと)吹き抜ける 夜明けの駅で 別れた女(ひと)は 幸せ見つけて いるだろか ヒュルヒュル ヒュルヒュルル 想いを胸に 幾歳月(いくとしつき)よ 祭り囃子(ばやし)を 思い出させて 風がヒュルヒュル 口笛吹いて行く 心で詫びる 御無沙汰つづき 今年の暮れには 帰ろうか ヒュルヒュル ヒュルヒュルル 瞼に浮かぶ 夕焼け小焼け 発売日:2010-11-10 歌手:氷川きよし 作詞:麻こよみ 作曲:蔦将包
見えぬ所も 手抜きはしない 励(はげ)む手仕事 ひとすじに 汗水流して 働く者に きっといい日が 来て欲しい… 星も肯(うなず)く 夜の空 きらめく満天 夢明り 家族そろって 夕餉(ゆうげ)を囲む それが幸せ 何よりも 苦労の涙が いつかは花に 肩を寄せ合い 生きて行く… 路地にこぼれる 笑い声 優しくしみます 夜の風 悔し涙を 飲み込む夜ふけ わかる人には わかってる 真っ直ぐ真面目(まじめ)に 生きてる者に きっといい日が 来て欲しい… 夜空(そら)に流れる 星ひとつ 明日(あした)へ望みの 道しるべ 発売日:2012-10-24 歌手:山口ひろみ 作詞:麻こよみ 作曲:弦哲也