痛む口の中 治療された歯に ベロが触れないように気をつけながら
やるきねーな店員さん だけどおれもあんな感じで バイトしてたっけ
大好きなワンピースが巻頭カラー 読みながら灰色のアスファルト歩く
そんな年老いた未来を想像すんだ 君は今ここにいないのだけれど
ジャガーさんだけ見て帰る そんなこんなで君のいない家について
それは月曜日の昼過ぎで僕は歯医者に 行く途中で花束を買って一度帰る
そんな年老いた未来を想像するんだ いつまでも続くものがあるのかなぁ
大好きなものが終わっていく 大好きなものはいつか終わってしまう
君がもしも先に死んで1人になっても これは終わらないようにするよ