さいはての 赤提灯に 身を寄せる 明けくれの わびしい暮らしに 負けそうな 気がつきゃここまで 落ちていた 裏窓に むせび泣くよな 汽車の汽笛 母さんが 私の心を 呼び返す 涙になるから 呼ばないで 酒の味 吐いて覚えた きのう今日 お客さん 男の話は 聞かないで 何処にもあるよな 話です 発売日:1995-05-17 歌手:牧村三枝子 作詞:矢吹光 作曲:真木陽
袖のボタンがとれてるなんて そっと肩よせ 針さすおまえ 胸のすきまにこぼれてしみる 冬の日だまり 女の笑顔 旅の途中の 縄のれん あてがないなら二階の部屋に 泊めてあげると 背中でつげる うすいしあわせ 女の過去が 匂うみたいな うなじの細さ 能登の港は にわか雨 泣いてきたのか男のうそに 眠るおまえのめじりに涙 おれの旅路の終着駅か そんな気がしてねがえりうてば 闇に夜汽車の汽笛がなる 発売日:1996-08-21 歌手:松原のぶえ 作詞:たかたかし 作曲:徳久広司
袖のボタンがとれてるなんて そっと肩よせ 針さすおまえ 胸のすきまにこぼれてしみる 冬の日だまり 女の笑顔 旅の途中の 縄のれん あてがないなら二階の部屋に 泊めてあげると 背中でつげる うすいしあわせ 女の過去が 匂うみたいな うなじの細さ 能登の港は にわか雨 泣いてきたのか男のうそに 眠るおまえのめじりに涙 おれの旅路の終着駅か そんな気がしてねがえりうてば 闇に夜汽車の汽笛(ふえ)がなる 発売日:2013-11-20 歌手:増位山太志郎 作詞:たかたかし 作曲:徳久広司
桜の蕾が 淡雪とかし 空に咲く日も あとわずか 町を流れる 音無川の 岸にたたずみ 灯をともす 赤提灯の おんなにも 聞かせてください 春の音 小さな坂道 つまずきながら 生きるわたしの 通り路 涙こぼした 音無川に 顔がゆれます あの人の 惚れてはだめと ひとり言 見させてください 春の夢 最終電車の あかりの帯が 笛を鳴らして 遠ざかる 明日を信じた 音無川に いつかお酒を 流す日は すこしでいいの 私にも 倖せください 春の風 発売日:2004-11-03 歌手:綾世一美 作詞:小金井一正 作曲:弦哲也
あいつに心底 惚れていた なんで別れた 意地っぱり あんないいやつ 泣かせてばかり ばかな男の 手酌酒 湯気の向こうに 赤提灯の 灯がにじむ 世渡り下手でも 好きなのと 腕にすがって 照れたやつ 末は一緒と こころに決めて 肩をならべて 飲んだ日が 忘れられない 男の酒の みれん味 あいつの気持ちも 汲めないで 向けた背中の バカ野郎 あんないいやつ 泣かせてばかり 星が流れる 路地裏で 俺がわるいと つぶやく酒の 酒しずく 発売日:2000-04-21 歌手:山本譲二 作詞:たかたかし 作曲:弦哲也
赤提灯の もつやきの 文字が煙で 煤けてる ここまで夫婦を やりながら 熱い熱いと みんなに言われる 仲の良さ 駅裏ネオンの 花園に 夜が咲きます 賑やかに… 苦労があるから 人生と 教えられます この人に 私が選んだ 人だから そんな魅力が 今でも変わらず たっぷりよ ちょっと惚気て すみません 助け愛です どこまでも… お酒はいつでも 色々の 人の心の 写し水 話相手の 肴になって 泣いて笑って 生きてくみんなの 味ごころ 人情無くしちゃ 人じゃない お陰さまです 大入りは… 歌手:金田たつえ 作詞:荒川利夫 作曲:花笠薫
雪解け間近 消えない埋火 たゆたう人の頭の弱いこと 匂配のきつい坂を嫌うくせに 意固地になって田舎に残るひと 成らない柿の木 青い魚 「あぁもう… いひひ」 兄と妹 赤提灯の下 ブルースを歌う バージンは 今宵もよいよいと誘うくせに 意固地になって脱げないひと 羽が舞った空の下 水たまり ブルースを歌い終えたひとは 赤い着物と濡れた爪の跡 思い描くのとは違う夢の跡 日々かえらずに ふりかえる ふりかえらずに ふりかえる ふりかえらずに ふりかえる ふりかえらずに 発売日:2008-12-19 歌手:埋火 作詞:見汐麻衣 作曲:見汐麻衣
風の 噂に さそわれて 降りたつ駅は 雪の中 路地にこぼれる 赤提灯の 灯にさえ泣ける おまえが匂う 一目逢いたい湯の町酒場 酔いにまかせて抱きよせた 男のつみが 身をせめる つれて行ってと小指をからめ すがった夜の おまえの 涙 酒がおもたい湯の町酒場 闇にながれる汽車の汽笛 追うほどつらくなる旅さ 泣いているのかしあわせなのか 凍てつく空に おまえがゆれる 抱いてやりたい湯の町酒場 発売日:1994-06-22 歌手:小野由紀子 作詞:たかたかし 作曲:弦哲也
小さな路地の 焼鳥の 匂いのような 唄だった 日ぐれになれば あったかく 心の憂(う)さを 消して行く 俺たちの唄 今どこに 赤提灯の 盃に いつでも浮かぶ 唄だった 別れた人の 想い出が 小節(こぶし)の中に 沁みている 俺たちの唄 懐しい 夜更けの町を 流してく ギターが似合う 唄だった 知らない同志 肩寄せりゃ やる気がいつか 湧いてくる 俺たちの唄 唄いたい 発売日:1998-09-19 歌手:美空ひばり 作詞:横井弘 作曲:船村徹
けだるい日々 都会は殺風景 無関係装って 人は流されてった 駅のプラットホーム 公園の片隅 赤提灯の下 ベッドひとつのワンルーム この世界で ぶらさがって しがみついて けだるい日々 都会はヒステリック サイレンとクラクション 言い争う声 エコバッグで殴り合いをしてら ほら甘えが過ぎると鈍感になっちゃうぜ 僕の友達がある日突然倒れた 重度の昏睡状態 医者も匙を投げ 両親はただただ祈り続けた でも彼女は奇跡を起こした 2週間後に目を覚ましてこう言ったんだ 「私は眠っている間もいつもと変わらぬ日々を過ごしていたの 学校に行ったり バイトに行ったり みんなでお茶したり ずっとずっと楽しい夢を見続けていたのよ」って みんなみんな みんなみんな ありがとうって みんなみんな みんなみんな ありがとうって ありがとうって ありがとうって ありがとうって ありがとうって 発売日:2010-12-08 歌手:MO'SOME TONEBENDER 作詞:Kazuhiro Momo 作曲:Isamu Fujita・Yasunori Takei