いくら好きでも 渡れない 運命(さだめ)という名の この河は 恋しいよ 恋しいよ その胸が まして雨振る こんな夜は おもいでばかり 後を引く 渡る 渡れぬ 酒の河 うしろ姿の しあわせを 残してあなたは かくれんぼ 淋しいよ 淋しいよ くちびるが 未練心が また いたむ あの日に帰る 舟もなく 渡る 渡れぬ 酒の河 柱時計の 刻む音 今夜もお酒と ふたりづれ 恋しいよ 恋しいよ その胸が せめて逢いたい もう一度 暦もやがて ふたまわり 渡る 渡れぬ 酒の河 発売日:2013-06-26 歌手:香西かおり 作詞:たきのえいじ 作曲:あらい玉英
一生いちどの 夢をみて あなたと流れた 情け川 宿の紅葉が 水面に揺れて あかあかキラキラ 燃えたのよ 好きで別れた 人だから 女みちのく 雨が降る かわらぬ想いを 胸に秘め 渡ればせつない なみだ橋 肌をかさねた ふたりの夜が あかあかキラキラ 燃えるのよ せめて逢いたい もう一度 音もたてずに 降るしぐれ 面影つれそう 湯の町は ひとりで差しても ふたり傘 川の流れに あなたがいまも あかあかキラキラ 燃えている 夢のはかなさ 恋しさに 女みちのく 雨が降る 発売日:2004-04-21 歌手:西方裕之 作詞:たかたかし 作曲:岡千秋
グラスをそっと揺らすたび ゆらゆらゆらと 過去がまた戻る 薔薇の唇に 触れた時 かすかに震えてた人よ… 思い出はいつもセピア色 あなただけ 鮮やかに よみがえる 今頃どうしているだろか 返らぬ月日のほろにがさ 見おろす街に 降る雨が 面影つれて心にしのび込む 帰したくなくて いつまでも 肩寄せ歩いてた あの日… 思い出はいつもセピア色 あなただけ 鮮やかに よみがえる せめて逢いたい もう一度 返らぬ夢の なつかしさ 思い出はいつもセピア色 あなただけ 鮮やかに よみがえる 今頃どうしているだろか 返らぬ月日のほろにがさ 歌手:立木竜一 作詞:麻こよみ 作曲:大谷明裕
捨ててゆくなら 優しさなんて 胸に残して ゆかないで あなた寒いわ 心が肌が せめて逢いたい もう一度 想い出 溜息 涙酒 未練哀しい 泣きぼくろ つらい別れが 教えてくれた 男心の 裏表 あなた答えて あの優しさは その場限りの 嘘ですか 気まぐれ たわむれ 薄情け 濡れて哀しい 泣きぼくろ 憎さ三分(さんぶ)に 愛しさ七分(しちぶ) 忘れられない 身がつらい あなた欲しいの あのぬくもりが 夢の中でも 恋しがる 独り寝 ぬけがら ほつれ髪 運命(さだめ)哀しい 泣きぼくろ 発売日:2007-06-06 歌手:松原のぶえ 作詞:下地亜記子 作曲:市川昭介
別れてくれと あなたの言葉 刺さったままです この胸に 塔(とう)のへつりの 吊り橋 揺れて 恋の傷跡 また痛む せめて せめて逢いたい もう一度 寄り添い二人 暮らした月日 みていたはずです 同じ夢 塔のへつりの 真っ赤な紅葉(もみじ) 未練はらはら 風に散る どうぞ どうぞ返して 幸せを あなたにもっと 尽くしていたら 今でも続いて いたでしょか 塔のへつりの 小さなお堂 両手合わせりゃ また涙 せめて せめて逢いたい もう一度 発売日:2020-10-07 歌手:福島はじめ 作詞:徳久広司 作曲:麻こよみ