罅(ひび)割れた嘆きも 潰えぬ祈りも 霧の中に かき消されて 心を探っても 確かめてみても 翳(かげ)のように 擦り抜けてく 閉ざされた この世界を いつの日にか 救い出して 仄明るい 水晶の森に 銀色の鱗(うろこ)が降り積もる 白磁の月 深遠に浮かべ 哀しみを胸に宿した 遥かな水面を 撥ねる虹魚(にじうお) 冷たい自由を 明日に翳して 二人は此処で 何を見上げてる? どこまで叫んでも 切に望めども 白夜色の蕾のまま 咲き誇ることさえ 散ることさえなく 夢のように 愛(かな)しいだけ 張り詰めた 水の底で あなたの手を 握り締めた 廃れ果てた 想いの柩(ひつぎ)を 淡色(あわいろ)の貝で 飾りつけて 青磁(せいじ)の間(ま)に 並べた泪は 翅の無い花の幻想 眠れる光が そっと照らすは 静寂揺らめく 刻の旅人 少年はなお 永遠に焦がれ どこまで歩いても 決して掴めない 幻だと知っていても しなやかな鎖を 硝子の虚実を 痛みさえも 抱きしめてる どこまで叫んでも 切に望めども 霧の中に かき消されて 心を探っても 確かめてみても 翳(かげ)のように 擦り抜けてく 鈍色の瞳の奥 私だけを映していて 発売日:2013-10-23 歌手:志方あきこ 作詞:磯谷佳江 作曲:志方あきこ
朝陽の中で 微笑んで 金のヴェールの むこうから 夜明けの霧が 溶けはじめ ざわめく街が 夢をさます 朝陽の中で ふりむいて どうぞ その手をさしのべて 薔薇の色さえ うつろわす 時の流れが とてもこわい 宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは うたかたでも 身をやつすの 朝陽の中で 抱きしめて 形のない愛を 包み込んで カード一枚 ひくように 決まるさだめが とてもこわい 宇宙の片隅で つぶやき合う永遠は 幻だと 知っていても 朝陽の中で 微笑んで 形のない愛を つなぎとめて つなぎとめて 発売日:2002-06-19 歌手:ハイ・ファイ・セット 作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
朝陽の中で微笑んで 金のヴェールのむこうから 夜明けの霧が溶けはじめ ざわめく街が 夢をさます 朝陽の中で ふりむいて どうぞ その手をさしのべて 薔薇の色さえ うつろわす 時の流れが とてもこわい 宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは うたかたでも 身をやつすの 朝陽の中で 抱きしめて 形のない愛を包み込んで カード一枚 ひくように 決まるさだめが とてもこわい 宇宙の片隅で つぶやき合う永遠は 幻だと 知っていても 朝陽の中で微笑んで 形のない愛を つなぎとめて つなぎとめて つなぎとめて 発売日:2003-05-28 歌手:諫山実生 作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
朝陽の中で 微笑んで 金のヴェールのむこうから 夜明けの霧が溶けはじめ ざわめく街が 夢を覚ます 朝陽の中で ふりむいて どうぞ その手をさしのべて 薔薇の色さえ うつろわす 時の流れが とてもこわい 宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは うたかたでも 身をやつすの 朝陽の中で 抱きしめて 形のない愛を 包み込んで カード一枚 ひくように 決まるさだめが とてもこわい 宇宙の片隅で つぶやき合う永遠は 幻だと 知っていても 朝陽の中で 微笑んで 形のない愛を つなぎとめて つなぎとめて つなぎとめて 発売日:2010-11-24 歌手:久保田利伸 作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
朝陽の中で微笑んで 金のヴェールのむこうから 夜明けの霧が溶けはじめ ざわめく街が 夢をさます 朝陽の中で ふりむいて どうぞ その手をさしのべて 薔薇の色さえ うつろわす 時の流れが とてもこわい 宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは うたかたでも 身をやつすの 朝陽の中で 抱きしめて 形のない愛を包み込んで カード一枚ひくように 決まるさだめが とてもこわい 宇宙の片隅で つぶやき合う永遠は 幻だと知っていても 朝陽の中で 微笑んで 形のない愛を つなぎとめて つなぎとめて つなぎとめて 発売日:2000-04-26 歌手:松任谷由実 作詞:荒井由実 作曲:荒井由実