過ぎゆく日々のなかに潜む 凶暴な僕が頭をもたげる ポケットのなかに押し込められて 幸せか、と僕にたずねる 自分で書いたデタラメな方程式は 矛盾だらけの僕らみたいだ 信じては疑い、無理に笑い、 幸せだよ、と嘘をついた 笑った顔で泣いてるみたいだ 次はどんな嘘が生まれる 何も知らず何も聞かず何も見ずに いれたらいいのに 重ねて歪めて蔑んで尊んで 寄り添って犇めいて 悩んで悔やんで迷って息殺して 生きる意味を探している 探してゆく 水槽のなかの魚たちが まばたきもせずこちらを見ている 冷たく冷たく研ぎ澄まされていく 深く潜れば誰も触れない 不自由であることを誇れるだろうか 何も知らず何も聞かず何も見ずにわからないまま 重ねて歪めて蔑んで尊んで 寄り添って犇めいて 悩んで悔やんで迷って息殺して 生きる意味を探している 探してゆく 重ねて比べて 悩んで悔やんで迷って息殺して 生きる意味を探して探して 生きろ 発売日:2012-05-09 歌手:きのこ帝国 作詞:佐藤 作曲:佐藤
都会で生きるから 夏の朝とサヨナラする 夢なんてないけど そんな僕が実は好きさ 時計の針見つめ 部屋に閉じこもった テレビの中に映る 偽物たちが 今 愛の歌うたう 泣きながら 君を探してた 見つけ出すから 消えてしまわないでね 愛してた 君を愛してた 僕の部屋には あの日の黒猫がいる 空の匂いに 叫んでいる 今 雪が溶けてく 愛する人の歌 青い涙 今 夢を叶える 子供の頃にしか 見えないモノ いつも見てた 他人に惑わされて いらないモノ 手に入れてた 雨の日の公園 びしょ濡れの銅像 涙流して僕に「お前はいつか自由になるさ」なんて 音もない 静かな夜空で 優しさ集め 僕を愛してくれた 泣きながら 子猫とじゃれてる 君の姿を 見つめながら笑ってる 欲しいものさえ 汚されてく あの歌が流れる 都会の人にさえ なりたくない 矛盾だらけの僕 言えない 見えない 僕らは操られた 答えなんてないよ たぶん 許されない世界で。 発売日:2009-10-07 歌手:0.8秒と衝撃。 作詞:塔山忠臣 作曲:塔山忠臣
鴨川の沿線上 並ぶ男女の数を 数えて眠ろうか そんな気分だった 大量のガソリンを そこにぶちまけて 火を点けよう、火を点けよう 今日は、寒いな けれど僕は一人 だからなんなんだ 気になんかしないけど 数百の火薬を そこにぶちまけて 火を点けよう、火を点けよう 勿論ほんとにゃしなけど ていうかそれは犯罪だよ 僕らはいつでも健全さ 不純がどこにも入る余地がない 涙を流しながら 少しだけ笑うような 嘘だらけの夜だった 言葉をぶつけながら それを溶かすような そんな人になりたい 今すぐなりたい 御堂筋の沿線上 遥か京の景色 思い浮かべながら 京阪電鉄のりこんで 車内でいちゃつく 男女の組み合わせ 火を点けよう、火を点けよう カップルが往く町を 暗黒微笑ですり抜けて 天一の本店を僕は目指すのさ 人を助けながら 誰かを殺すような ゴミだらけの町だった 愛を歌いながら 唾を吐き捨てるような 矛盾だらけの僕だった 恋人がいないからって、くよくよせんでもいいぜ そういうのが一番 イライラするぜ 誰も別に くよくよなんかしてない ぶっ飛ばしてやろうか 僕らの毎日にゃ 嗚呼、甘い町の中で 少しだけ笑えるような そんな余裕も必要さ 辛い毎日の中で 奇しくも笑うような おかしな僕がいいんだ ただ最後にひとつ、これだけ言っておきたいな 浮かれた大学生は 死ね 発売日:2012-10-17 歌手:石風呂 作詞:石風呂 作曲:石風呂
流れ続ける時間の中、僕はあまりにもちっぽけで なんとなく過ぎていく日々に体を預けるだけなのか 無理してここまでやってきた、これからもずっと同じだろう それでも何かを信じたい、心の奥の声 モノクロームの毎日をいつか、鮮やかに塗りつぶす いつかは夢見てきたあの場所へ、たどりつけるように 遠くを見つめるこの目には、一体何がうつるだろう 何一つわからないままで瞬間(とき)はいつでも死んでゆく 矛盾だらけの僕の言葉、汚れ続ける僕の心 はじることなく受け入れた情けない自分を モノクロームの毎日をいつか、鮮やかに塗りつぶす いつかは夢見てきたあの場所へたどりつけるように モノクロームの毎日になんて、染まっていたくはない いつでも光は手をのばしたらどこかに消えるけど 発売日:2002-03-06 歌手:ガガガSP 作詞:桑原康伸 作曲:桑原康伸
遠く記憶をたどれば 僕が僕を裏切っていたこと 幾つもあって嫌気がさして 笑えなかった 遠い未来へ望んだ夢は 今もまだ夢のままでさ やり切れなくて 吐いた溜め息は 空の彼方へとすぐ消えた 何度も何度も 弱さを呪うのに 現実に背を向けて やり過ごしてた 僕が僕を許そうとして 嘘と手を繋いだとする そのうちきっと 過去も未来も失って 今まで君と交わしてきた 言葉まで嘘になっていく そんな世界は望んでないよ この先も もうさよならなんだ もうさよならなんだ 昔描いてた自分と 今の僕じゃ他人みたいでさ 記憶なんて曖昧なんだって 誤魔化していたけど 見て見ぬふりしてた 矛盾だらけの僕が 今君の瞳から 溢れ出した 僕が僕を守ろうとして 知らず知らずに離してた手 笑顔の奥の 悲しみさえも気付かずに 守るべきもの見落として 強さまで履き違えるような そんな自分が 自分でもくだらないよ もうさよならなんだ もうさよならなんだ 何度も何度も 弱さを呪うのは 守りたい君をまだ 守れないから 例えば過去と未来と今 無理矢理に繋がなくてもいい 作り笑いで回る世界にさよならを 誰もが日々に願い求め 失望しては希望を抱く 例えばきっと それが素晴らしい世界 ほら夜が明けるよ もうさよならなんだ 綺麗な言葉だけじゃない 汚れた手を涙で濡らして それでも僕は今日も僕だって そんな未来を 発売日:2010-10-06 歌手:SUPER BEAVER 作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太
満員のバスの中 僕はいつもの席に座り MDのボリューム最大で 独りの世界つくり出す 頭の中に広がる 大好きな声に浸りこみ 頭で聞いて 心で口ずさむ バスのエンジン音も 周りの話し声も 今の僕には届かない 届いてくるのは 動く景色と 大好きな声だけ 窓から入る太陽の日差し 眩しく目細めながら 眠気こらえアクビひとつ 春の兆し見えないまま 僕は思う当たり前だが 冬は必ず春になるんだと 独りうなずきながら まだ冬なのに あの子は生足で 僕は見ないふりしながら 窓に映る君を見る 出さなきゃいけない答え まだ固まらない答え 頭が割れそう胸が苦しいです どんなに考えても 答えはいつでも 同じ所にたどり着く 暖かい日差しはまだなくて 曇った窓ガラス拭いて 外を見た真っ白な世界が 広がるけれど どこか寂しげででもそんな冬が案外 好きだったりもする 矛盾だらけの僕 一秒一秒年を取る僕らだからこそ 好きな事めーいっぱいしてたい いつでも笑顔でいけるように バスは走る 春を待つ僕を乗せ冬の道を 寂しげで辛い冬を 越えれば必ず 暖かい春は来るから だからもう少し 僕は大好きな声を 聴きながらいつもの席 僕は大好きな声を 聴きながらバスに乗る 春へと行くバスに乗る 発売日:2011-03-16 歌手:ひいらぎ 作詞:恵梨香 作曲:恵梨香
味のないガム噛んで 想っていた世界の行方を 雨上がりむせ返るような赤い空 らんらんらん 錆びたナイフ らんらんらん もう1度 尖らせて行こうよ らんらんらん 傷つけて らんらんらん 泣いている 矛盾だらけの僕だよ 色のない頭で夢を 見てるこんな僕でも 世界は美しいと感じたい らんらんらん 錆びたナイフ らんらんらん なんのため 尖らせているんだい? らんらんらん 傷つけて らんらんらん 笑ってる 無神経な僕だよ 味のないガム噛んで 想っていた世界の行方を 光を乾いた今日に光を らんらんらん 錆びたナイフ らんらんらん もう1度 尖らせて行こうよ らんらんらん 傷つけて らんらんらん 泣いている 矛盾だらけの僕だよ らんらんらん らんらんらん 尖らせて行こうよ らんらんらん らんらんらん 矛盾だらけの僕だよ 発売日:2016-04-06 歌手:PIGGY BANKS 作詞:akko 作曲:百々和宏
ドアにはさまれたメモ こわれた僕のアリバイ 単純なキスもすべて偽りのように 君の心の不満と、僕の心の不安と 振り回され続けているけれど 曖昧な優しさと言い訳と 気が付けばあの日の ふたりには二度と戻れない 君のことは好きじゃない 君を好きかも知れない 触れ合う口唇さえ 馴れ合いに染まる 見えない鎖をといて 君も自由に生きていい もう いつしか消えてく 蜃気楼 同じ時間を過ごすことに迷いズルくなり 何気ないふたりの距離を守ってた 矛盾だらけの僕は 君の傷(いた)み救えない 渇いた思い出と走り書き このままいつまでも 幸せが 続いてくれるのだと 何となく言い聞かせていた 傷つけ合っていた頃の 過去に縛られて生きるより いつでも時間(とき)はすぐ先に進むもの 離れることを怖れて 現実をうまくごまかしてゆく もう 哀しく消えてく 蜃気楼 見失っていた愛の形 見つけても やけに虚ろで掴めない 君のことは好きじゃない 君を好きかも知れない 触れ合う口唇さえ 馴れ合いに染まる もう 哀しく消えてく 君のことは好きだった 過去に縛られて生きるより いつでも時間はすぐ先に進むもの 離れることを怖れて 現実をうまくごまかしてゆく もう 彼方に消えてく 蜃気楼 発売日:2001-07-25 歌手:FIELD OF VIEW 作詞:高森健太・Jane-F 作曲:高森健太
あやふやすぎる僕たちは いつもどこかで泣いている 重い扉を開けたらその先には …何があるの? そう未熟なままの 蒼い姿 たぐりよせて 一瞬でもいい そらした瞳に 意味なんてない 昨日よりも 今日の僕ら 矛盾だらけの僕たちは いつも何かを探してる どれほどの時 経てばこの痛みから 放たれるの? そう紅く刻んだ誓いの傷は ずっと ずっと 褪せることなく 交わした言葉を 空に描いて 握り締めた小さな光を そう未熟なままの 蒼い姿 たぐりよせて 一瞬でもいい たぐりよせて 一瞬でもいい そう紅く刻んだ誓いの傷は ずっと ずっと 褪せることなく 握り締めた小さな光を 歌手:矢沢洋子 作詞:矢沢洋子 作曲:伊橋成哉
鴨川の沿線上 並ぶ男女の数を 数えて眠ろうか そんな気分だった 大量のガソリンを そこにぶちまけて 火を点けよう、火を点けよう 今日は、寒いな けれど僕は一人 だからなんなんだ 気になんかしないけど 数百の火薬を そこにぶちまけて 火を点けよう、火を点けよう 勿論ほんとにゃしないけど ていうかそれは犯罪だよ 僕らはいつでも健全さ 不純がどこにも入る余地がない 涙を流しながら 少しだけ笑うような 嘘だらけの夜だった 言葉をぶつけながら それを溶かすような そんな人になりたい 今すぐなりたい 御堂筋の沿線上 遥か京の景色 思い浮かべながら 京阪電鉄のりこんで 車内でいちゃつく 男女の組み合わせ 火を点けよう、火を点けよう カップルが往く町を 暗黒微笑ですり抜けて 天一の本店を僕は目指すのさ 人を助けながら 誰かを殺すような ゴミだらけの町だった 愛を歌いながら 唾を吐き捨てるような 矛盾だらけの僕だった 恋人がいないからって、くよくよせんでもいいぜ そういうのが一番 イライラするぜ 誰も別に くよくよなんかしてない ぶっ飛ばしてやろうか 僕らの毎日にゃ 嗚呼、甘い町の中で 少しだけ笑えるような そんな余裕も必要さ 辛い毎日の中で 奇しくも笑うような おかしな僕がいいんだ ただ最後にひとつ、これだけ言っておきたいな 浮かれた大学生は 死ね 発売日:2019-07-24 歌手:ネクライトーキー 作詞:石風呂 作曲:石風呂