錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 僕等の体を運んでいく 明け方の駅へと ペダルを漕ぐ僕の背中 寄りかかる君から伝わるもの 確かな温もり 線路沿いの上り坂で 「もうちょっと、あと少し」後ろから楽しそうな声 町はとても静か過ぎて 「世界中に二人だけみたいだね」と小さくこぼした 同時に言葉を失くした 坂を上りきった時 迎えてくれた朝焼けが あまりに綺麗過ぎて 笑っただろう あの時 僕の後ろ側で 振り返る事が出来なかった 僕は泣いてたから 券売機で一番端の 一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない その中でも一番安い 入場券を すぐに使うのに 大事にしまった おととい買った 大きな鞄 改札に引っ掛けて通れずに 君は僕を見た 目は合わせないで頷いて 頑なに引っ掛かる 鞄の紐を 僕の手が外した 響くベルが最後を告げる 君だけのドアが開く 何万歩より距離のある一歩 踏み出して君は言う 「約束だよ 必ず いつの日かまた会おう」 応えられず 俯いたまま 僕は手を振ったよ 間違いじゃない あの時 君は… 線路沿いの下り坂を 風よりも早く飛ばしていく 君に追いつけと 錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 精一杯電車と並ぶけれど ゆっくり離されてく 泣いてただろう あの時 ドアの向こう側で 顔見なくてもわかってたよ 声が震えてたから 約束だよ 必ず いつの日かまた会おう 離れていく 君に見えるように 大きく手を振ったよ 町は賑わいだしたけれど 世界中に一人だけみたいだなぁ と小さくこぼした 錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 残された僕を運んでいく 微かな温もり 発売日:2004-08-25 歌手:BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
毎夜浮かんで消えていく 乾いて冷めた君の顔が 咲いて歪んで散っていく 涙も見せずに 四角い部屋で膝を抱えていた 狭い空さえ飛べない Ugly duckling バラバラに引き裂かれたプライドも 叫ぶ勇気もなくIn my own world 逆らう程に冷酷で変わらないね 救いはこないまま孤独で 僕は泣いてたから 慣れて身体に染み込むの 上手くなってく僕のPlastic smile Help me out, Give me a break 聞こえてる? 強そうに見えても 心のどっかで薄れる記憶に 震える僕は無力なUgly duckling イタズラにただ増してく黒い衝動 治りまた傷付き無情にも 離れても引き戻され終わらないね 繰り返される日々の中で 何を期待してたの? 考えても答えは出てこないけれど Love or Hate?愛のない言葉も 君にとっては遊びだって もう分かってるから 晴れ渡る青い空 虹を見てた 記憶の中1人立つ暗い部屋は 自分を見つけたら抜け出せたよ 今更君の感情に興味もないね 今なら言えるよ ありがとう “僕”を創ってくれて 毎夜浮かんで消えていく 遠い記憶と灰色の空 衝動は憐情に置き換えた 涙は見せずに 発売日:2016-09-21 歌手:INKT 作詞:KOKI 作曲:Kei
錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 僕等の体を運んでいく明け方の駅へと ペダルを漕ぐ僕の背中 寄りかかる君から伝わるもの 確かな温もり 線路沿いの上り坂で 「もうちょっと、あと少し」後ろから楽しそうな声 町はとても静か過ぎて 「世界中に二人だけみたいだね」と小さくこぼした 同時に言葉を失くした 坂を上りきった時 迎えてくれた朝焼けが あまりに綺麗過ぎて 笑っただろう あの時 僕の後ろ側で 振り返る事が出来なかった 僕は泣いてたから 券売機で一番端の 一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない その中でも一番安い 入場券をすぐに使うのに 大事にしまった おととい買った大きな鞄 改札に引っ掛けて通れずに 君は僕を見た 目は合わせないで頷いて 頑なに引っ掛かる 鞄の紐を 僕の手が外した 響くベルが最後を告げる 君だけのドアが開く 何万歩より距離のある一歩 踏み出して君は言う 「約束だよ 必ず いつの日かまた会おう」 応えられず 俯いたまま 僕は手を振ったよ 間違いじゃない あの時 君は… 線路沿いの下り坂を 風よりも早く飛ばしていく 君に追いつけと 錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 精一杯電車と並ぶけれど ゆっくり離されてく 泣いてただろう あの時 ドアの向こう側で 顔見なくてもわかってたよ 声が震えてたから 約束だよ 必ず いつの日かまた会おう 離れていく 君に見えるように大きく手を振ったよ 町は賑わいだしたけれど 世界中に一人だけみたいだなぁ と小さくこぼした 錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 残された僕を運んでいく 微かな温もり 発売日:2014-03-05 歌手:竹渕慶 作詞:藤原基央 作曲:藤原基央