光に満ちたあの芝生で 穴の空いた風船をふくらませようと 必死だった 気の遠くなるような その静かな作業だけが 賑わいへの抵抗だった 遊んでもらえぬ子供は つま先をじっと見つめたままで 頭でかなしみを処理しようとするけど 心が首を横に振る 飴玉をゆっくり味わうように ひとり 生きてく苦味を知るしかない 体を震わせ眠る猫には 鳴き声にならぬ過去がある 忘れ方を知らない僕らは 背負わされた闇 光に変えてゆけるかなぁ 隠された上履き 見つかったって 悲しみは終わらないから 探さなかった 心が軋む音 説明したってどうせ伝わらないから 話さなかった 何度 手を伸ばしたって 振り向かぬ背中があることを知り 時に未来に唾を吐くけれど ひねくれたところで僕ら 所詮 純粋を捨てきれないのさ 誰もが子宮の温もりにくるまれてた すすり泣くような風を伴奏に アイノウタを響かせたよ 誰かに聞いてほしいのに 誰にも聞こえない声で アイノウタを響かせたよ 過去は変わらず 未来はわからず しがみつこうとすれば 不安が希望を追いかけまわす 暗闇の中 冷たい手すりに連れていかれるように歩いた 何を目がけて進んでるのか わからなくなって 気づいたらしゃがみこんでた 素直に愛が欲しいと言えたなら 虚栄を羽織らずにすむのに… 世界で一番小さな海よ あなたは美しい あなたは嘘をつかぬから 発売日:2007-11-21 歌手:Aqua Timez 作詞:太志 作曲:太志
見なれた町並みのいつもの交差点 休む暇もなく色を変えてゆく ここに座りこみいつも待っている 過ぎてゆくさまざまな笑顔を横に 気の遠くなるような時間 孤独な思いで無理につぶしてきた 風よ教えて どれだけさまようの僕は 水色の星の真ん中で 僕はいつまで待つの教えて 空を見上げ瞳を閉じた ほほに冷たい風つきぬけた 幼い頃に見た虹を飛び越えてみたい コスモスは足もとに咲いた 寒くて暗い夜にも光はある 少しだけ 時間があればいい 不安で閉ざしたドアを開けるから 答えさがし ドアを開けるから 発売日:1999-03-25 歌手:CASCADE 作詞:TAMA 作曲:MASASHI
ずっときみとこうしたかった 寒い夜にベッドの中で 頬と頬をくっつけあって 雨の音を聴いているよ きみの中指にキスをして きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない あかりを消して 息をひそめて はじまるよ 静かにね ぼくたちのベッドの船が 今 すべりだした 時を超えて ごらん とてつもなく背の高い 不思議な樹が伸びていくのを 不思議な樹の大森林が 胞子の雨を降らせている 遠い昔の植物たちの 淡い夢が 空をうずめて とても小さなぼくときみは 空を見ている水の岸辺 それから時を さらにさかのぼり たどりつく 船は今 海の底 気の遠くなるような 長い長い 海の時間 揺れる海百合 三葉虫 ぼくときみの境目もなく 漂うだけ 無限の現在を どんな言葉も ここにはない 水が命を うみだすように 森が息をするように 星が生まれ死んでいくように ぼくたちは 恋をする ずっときみとこうしたかった 冷えた肩を手で温めて もっともっと やさしくしたい もっともっと 夢の中まで ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない 発売日:1997-09-19 歌手:谷山浩子 作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子
ほのかな さわやかさに かわら屋根から 白い なだれと ほろりと ちった 町は 雪解け 雪けす人に 水玉土がはねっかえる 気の遠くなるような 日ざしが からみつく 白い梅の花に とろり 目をやれば 町は ゆきけし ゆきずり人の あわい影ぼうしが とぎれとぶ ラ…… 町はゆきけし 私は道行き ドゥル…… 発売日:2002-09-11 歌手:金延幸子 作詞:金延幸子 作曲:金延幸子
消えそうな微笑み 届かないぬくもり 気の遠くなるような 場所にいる気がするよ Where are you now? 背を向けて眠り どんな夢を見てるの? もうたぶんそこには このぼくはいないよね? Where are you now? woo Where are you now? I'm still in love with you ぼくの知らない君がいても Still in love with you まだこの手を放せないんだ どんなに求めてみたところで 心は縛れないのに 放せない I'm still in love with you I'm still in love with you いつも上の空 むなしい優しさ ためらうさよならに 気づかないふりしてる Where are you now? woo Where are you now? I'm still in love with you 君の知らないぼくがいても Still in love with you もうそれさえ気づけないんだ? ごめんね、ぼくから切り出せれば 自由にしてやれるのに 終われない I'm still in love with you Still in love もう一度あの声で ぼくを呼んでくれ 悲しみを眠らせて Baby, I'm sorry I'm still in love with you ぼくの知らない君がいても Still in love with you まだこの手を放せないんだ どんなに求めてみたところで 心は縛れないのに 放せない I'm still in love with you Yeah, still in love with you それでもぼくからあきらめない 大好きな君の笑顔を 想い出にできないから 発売日:2012-09-19 歌手:SHOW 作詞:Kenn Kato 作曲:Chris Meyer
怖いほどにうまくいってる毎日と 本当のような嘘で繋いでいく日々 意気地なしと呼ばれてた方がよっぽど 上手く立ち回ってこれた気がするよ 口にすれば少し楽になれるのか 答えなんて知らない方がいい 世界が一つになるような それはとても気の遠くなるようなお話 せめて僕らが手を繋ぐ そこまで難しい事じゃない気がするんだよ 何も出来ずここでうずくまってても 夕陽がまた僕を追い越して行くよ ありがとうも言えずはぐれた人もいた 夜の匂いは優しくて 未来が掴めないから 夢見た日々を責め続けてたのもここまで 自由になる為に響かせよう 昨日を想うより 明日を探す為にさ 世界が一つになるような それはとても気の遠くなるようなお話 そして僕らは今ここで 揺るぎなく淀みない明日を見ていたいんだよ 発売日:2008-04-23 歌手:超飛行少年 作詞:小林光一 作曲:小林光一・長田勇気
それから 76億年 ふたりの午後は それから 終わることなくつづき 雲は動かず 長い時を過ごした もの言わぬ山脈と がらんと ただ広い空 なにもない 寒い荒れ地 それは 石のテラスでふたり お茶を飲むだけの 長い午後 気の遠くなるような 長い長い午後 あの日 明け方の駅に 見えない汽車がついて 見えない乗客たちが 手招いた 見えない窓 それから 76億年 ふたりの旅は それから 終わることなくつづき この土地についた どこかの駅で 地図をなくした ふたつに折れた コンパスの針 ここには道標がなく なんの目印もない それどころか 道もない 振り返れば 今わたしたちが出てきた駅も どこにも見あたらない はるかな はるかな旅をつづけ 遠く遠くへと 永久(とわ)に終わらない夏休み あなたとわたしの 見上げる彼方 空の高みに 炎と海の 銀河が燃える タマシイだけが 帰ると叫ぶ 炎と海の 銀河の故郷 発売日:2004-09-15 歌手:谷山浩子 作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子
拝啓 睦月の寒さのころ お変わりないですか 気の遠くなるような距離を 埋める言葉探してます こちらはというと変わりもなく 夜空見下ろしては キラキラ繋がらない星に 僕らを重ねてます さよなら さよなら 大切な人 一緒に歩いた日々よ 泣き虫な君がちょっと心配だよ 命は永久に続かないもの 思い出だけは永遠 曇り空 雨が落ちて 僕らを隠した 紡いだ言葉の糸を垂らし 君まで届くように 同じ空の下にいると 伝えたくて歌っているんだ ありがとうもさよならもただいまもおかえりも ユラユラ聞こえないのは僕がもうそこにはいないから ねぇ さよなら さよなら 大切な人 夢のように過ぎた日々よ どうかお願いずっと笑っててくれ 命は永久に続かないもの 思い出だけは永遠 繋がったあの星座の 名前も知らない ありがとう ありがとう 大切な人 君の隣にいたかった 僕のずっとずっと大好きな人 雨降り東京時々未来 ところにより晴れ模様 繋がったあの星座に 僕の名をつけて 君を守らせて 発売日:2015-08-19 歌手:フラチナリズム 作詞:フラチナリズム 作曲:フラチナリズム
夢の中で 空へ舞い上がる 君と抱き合って レールの上を光の洪水になって駆け抜ける 夢の中できみが望む 何処へだって行こう 暗い宇宙 無限に広がる 100億光年のハネムーン 目が覚めたら君を知らない どこかにいる君を知らない 目が覚めても君を失わない 本当の明日が来ますように 世界中雨が降り出した 溶けて流れ落ちる空 錆びた扉を蹴破って こわれてしまうくらいに叫んだ 羽ばたいていけ 君の世界へ 声を聞かせて 夢が覚めるまで 約束の場所まで行かなくちゃ -羽ばたいていけ- 気の遠くなるような永遠を飛び越えて -空の果てまで- 僕たちが 巡り合うまで 夢の中で 手を握ってる 何か伝えようと ベールの中で さなぎになった 二人は溶け合った 目が覚めたらいつもわからない いつどこでなにをしたか 知らない 目が覚めても僕を失わない 本当の明日が来ますように 世界中雨が降り出した 溶けて流れ落ちる空 錆びた扉を蹴破って こわれてしまうくらいに叫んだ 名前を呼んで 僕の名前を 名前を呼んで 夢が覚めるまで 海が見たいと君は言っていた -羽ばたいていけ- 重いだけの身体を脱ぎ捨てて 叫んだ -空の果てまで- 僕たちが 巡り合うまで 発売日:2021-03-10 歌手:THE SPELLBOUND 作詞:THE SPELLBOUND 作曲:THE SPELLBOUND
静かに祈り届けて オリーブの木々が揺れる窓 カーテンの向こうの眩しさに まぶたを閉じる 思わず 大地を癒す そよ風 ようやく吹いてきた この日をどれほど待ちわびたか 小さな願いごとすら 叶えられることなく 零れていってしまった 涙 ぬぐう人がいた 希望 捨てない人がいた その誰も 凛々しいよ 戦って守って かすかな明日を 優しい朝に目覚めて オリーブの木々が揺れる窓 小鳥は平和を歌ってる 明るい声で 幻のような日々に 鮮烈な過去を映すだろう オリーブよ 君は知っている 儚い惑星[ホシ]の悲しみが何かを すっかり形を変えた 景色を見つめてる これからどこへ流れてくのか 再び歩んでみよう 気の遠くなるような 時を そう 重ねても 土を耕す人がいた 夢を歌う人がいた 一人では無力でも 繋がって結んで 勇気になれ 何度 朝 巡り来ても オリーブの木々が揺れる窓 私はこの場所 立つたびに あの日を憂う 真っ白な日々がきっと 多くの未来を運ぶだろう オリーブよ 君は知っている 人は ああ 幸せに咲くものだと 明日 きっと何か 変わっていく 私たちがあの日植えた種が 芽を出すはず 静かに祈り届けて オリーブの木々が揺れる窓 カーテンの向こうの眩しさに まぶたを閉じる…… 優しい朝に目覚めて オリーブの木々が揺れる窓 小鳥は平和を歌ってる 明るい声で 幻のような日々に 鮮烈な過去を映すだろう オリーブよ 君は知っている 儚い惑星[ホシ]の悲しみが何かを 発売日:2021-11-17 歌手:ヤナ・クリストファ(早見沙織) 作詞:森部太陽 作曲:中村彼方