きっと 私が間違っていた 駅への道を走り出す 風が急げと背中を押すよ あなたは遠い街へ行く 今 意地を張ってたから 笑顔のままで 「じゃあね」なんて 軽く 見送ったのに なぜだか 涙が溢れ出て 止まらないの ちゃんと好きと言えばよかった 心の中に用意していた 言葉なのに 恋は タイミングを失って 後から追いかけるもの 間に合いたい こんなに走ったことはなかった 心臓だって破裂する ホームのあなた 見つけた時に 大声出して呼び止めた ねえ そんなやさしい目で 振り向かれたら 「絶対に行かないで!」って わがまま言って あなたを困らせちゃうでしょう ごめんなさい ちゃんと 好きと言わせてください さっき隠したホントの気持ち 今度こそは… 恋は 正直になることが 一番 大事なことと 今さら知る 5メートル 離れてる この場所から もう一度 好きですと サヨナラを 思うまま 言えました ちゃんと 好きと言えばよかった 心の中に用意していた 言葉なのに 恋は タイミングを失って 後から追いかけるもの 間に合いたい 微笑みと 泣き顔が 半分ずつ ぐしゃぐしゃに 好きですと サヨナラを 思いっきり 言えました 発売日:2013-01-01 歌手:AKB48 作詞:秋元康 作曲:太田美知彦
自分とむき合える 人になりたくて 心いっぱいぼくは 演じていたのかもしれない 裸になることを 望んでいるのに 正直になることが できないでどうするのだろう 頭ではフォークとナイフで 感情をきりとれるけれど 左胸は 右を見たり 空を見たり 足を見たり ぼんやりして見えるのは ぼく自身なのに 形をなさないものが 好きで見とれてしまう なぜなんだろう 流れてゆく先々で 色や姿まで 変ってゆく 水のように ぼくは ぼくは生きたいのかもしれない 自分の顔がいつも 気になっているけど 人から見た自分を 気にしているのだと気づいた 心だけで生きたい 自慢できなくても 神様ではなくぼくが いいと思う自分でいよう 洗い流す水ではなくて 混ざり合う水に恋をして さっきまで ぼくだけれど 風になったり 雲になったり 次の約束でぼくは 雨に流されて 土やどろにまみれよう 涙よりも心を 落としこんで 帰り道がなくなっても ただいまって言えば そこがぼくの居場所になる きっと ずっと そうやっていければいい 顔は水に溶かしてしまって 乾いた布に心映して 口を閉ざした鳥になって 言葉を探そう ぼんやりして見えるのは ぼく自身だけど 形をなさないものに 糸が見える気がして 手を伸ばしてる 流れてゆく先々で 何かになって それがわからないままでも ぼくは ぼくは 生きたいのだと思った 発売日:2007-10-24 歌手:熊木杏里 作詞:熊木杏里 作曲:熊木杏里