どこにも故郷のない人は 土に還るまでが遠足です 気づけばいつでも転校生で 転んだ傷跡だけが先生 どこにも根づけない草は どこに花を咲かせりゃいい 全身で雨に打たれて 必死で太陽が当たる方へ 校庭の隅 弾けないギターで夢を見た奴らも会えなくなって 面接より職質を受けて 散った青春も飯の種にして 明るい未来とか言うけどさ 実際全部闇の中さ 泥水にまみれもがいてでも 呼吸をして生きていく 届け 届いてくれ 叫び続ける声 花になれ 届け 届いてくれ すべて失くしても くたばっても まだ世界は素晴らしい そう 大人の階段転げ落ちながら 百転び百一起きでどうにか育ってきた 別れだけ増え続けて 枯れるまでの時間は過ぎ去って こんな世界は嫌だ さてどんな 笑えない大喜利の答えがニュースの一面 それでも種を蒔きたくて 「ただの死んだ木」をかき鳴らしている 限界見えたとか言うけどさ 実際そうさ闇の中さ 無様な奴だと笑われても 呼吸をして生きていく 届け 届いてくれ 叫び続ける声 花になれ 届け 届いてくれ すべて失くしても くたばっても まだ世界は素晴らしい 眠れる毛布はどこにある 傷が癒える日はいつだろう 居場所はここに作るしかない ここが戦場で スウィートホーム 時代や誰かのせいにしても 神様を恨んでも変わりやしない 分かってたよ 分かってたけど 俺がいなくなっても明日はどうせ来るんだろう いつでも死ぬ覚悟は出来てるって冗談じゃねぇよ 絶対に咲かせたいんだ 俺はまだ死なない 強く生きていたい 明るい未来とか言うけどさ 実際全部闇の中さ 儚い生涯の花だって 咲く時は命掛け 命掛けで生きていくだけ 届け 届いてくれ 涙あふれたまま 狂い咲け 届け 届いてくれ 叫び続ける声 花になれ 届け 届いてくれ すべて失くしても くたばっても まだ世界は素晴らしい 発売日:2015-11-04 歌手:a flood of circle 作詞:佐々木亮介 作曲:佐々木亮介