山の根雪が とけだして 里に着くころ ふたりの春が来る 冬の寒さを 耐えながら 固い蕾が 開く時 ひとひらながれて あなたの胸に 越後桜は 越後桜は 恋の花 雨や嵐に 負けないで 咲いてうれしい 優しい紅の色 すきなあなたと 暮らしたい おんな心は ただ一途 辛抱強さは 父さんゆずり 越後桜は 越後桜は 夢の花 遅い春でも 春は春 愛を分け合う あなたがそばにいる どんな苦労も 乗り越えて ついて行きます どこまでも つないだこの手の ぬくもり抱いて 越後桜は 越後桜は 愛の花 発売日:2012-01-25 歌手:朝日奈ゆう 作詞:結城忍 作曲:伊藤雪彦
惚れあって… 愛が道づれ 笑顔のふたり ほろり酔わせる なさけ酒 亭主の好きな 何とやら… バカになります 可愛いバカに 夫婦ちゃんりん 軒端(のきば)にふたつ 揺れて寄り添う 夢風鈴 しあわせは… 肩にまわした 手のぬくもりね 浮くも沈むも 一緒です こころで磨く 宝もの 他人(ひと)にゃ分らぬ あなたの値打ち 夫婦ちゃんりん 水面にふたつ 落ちて流れる 恋紅葉 人生は… なみだ七坂 いばらの道も ついて行きます どこまでも あなたに尽くす 嬉しさは 苦労重ね着 昭和のおんな 夫婦ちゃんりん 小枝にふたつ 春へ飛び立つ 寒すずめ 発売日:2009-11-18 歌手:川中美幸 作詞:かず翼 作曲:弦哲也
渡るこの世の 裏表 流れ冷たい なみだ川 いいの私で 私で良けりゃ ついて行きます どこまでも 心を寄せ合い はぐれぬように …浮き草ふたり 回り道した その先に やっと見つけた 夢灯り 広い世間の 世間の隅で 同じ運命(さだめ)の 巡り合い この手をしっかり 離さぬように …浮き草ふたり 春を知らせる せせらぎの 音も優しい なさけ川 いいの私で 私で良けりゃ そっと紅差す 薬指 小さな幸せ 失くさぬように …浮き草ふたり 発売日:2015-10-07 歌手:三船和子 作詞:麻こよみ 作曲:岡千秋
しょせん憂き世は からくり芝居 根無し金無し てんてん流転 野暮は承知で芯から惚れて 尽くす女の心意気… 演歌だね 演歌だね 演歌だ 演歌だ 演歌だね あんたに惚の字傘 口や世渡り 下手でもいいの さあさ飲もうよ 情けの酒を いつか世に出て 男になれる それはあなたの眸(め)でわかる…… 演歌だね 演歌だね 演歌だ 演歌だ 演歌だね あんたに惚の字傘 耐えて一年 追われて二年 誰か浮く時ゃ 待とうよ春を 死ぬも生きるも ふたりと決めて ついて行きます どこまでも…… 演歌だね 演歌だね 演歌だ 演歌だ 演歌だね あんたに惚の字傘 発売日:1999-11-20 歌手:長保有紀 作詞:水木れいじ 作曲:岡千秋
嵐 渦巻く 京の街 夜空を焦がす 大文字 明日を夢見る 若者が 今日も流すか 血の涙 そんな男に 惚れました おりょうはあなたの女です 三条小橋に 雨が降る 寄り添い歩く 男女連れ 明日の日の本 信じてる 男龍馬の その夢に ついて行きますどこまでも おりょうはあなたの女です 維新の夢を 半ばして 私を残し 何故死んだ そんな貴方が 憎らしい 一夜の肌の 温もりが 忘れられない 私です おりょうはあなたの女です 発売日:1998-09-19 歌手:小野和子 作詞:たかやまてつ 作曲:沢かずあき
お前がいたから ここまで来れた 運命の星に 生まれて育ち 俺の宝に なった女房 苦労ばなしが つれあいと 言えば二人の 言えば二人の瞳がうるむ やさしい心に 出逢って惚れた 貴方の肩に つかまりながら まわり道でも かまわない 貴方まかせの 幸せに ついて行きます ついて行きますどこまでも 涙を連れ添う 人生航路 お前の杖に ならせておくれ なにを今更 ねえ あんた 夢を浮かべる 夫婦酒 俺にゃすぎるぜ 俺にゃすぎるぜ なあ お前 発売日:2000-11-22 歌手:鏡五郎 作詞:長内譲 作曲:山崎剛昭
笑う門(かど)には 春が来る 泣いたら負けです 人生は 愛想なしでも 短気でも いいの情(なさけ)が 深ければ…… これが二度惚れ 三度惚れ しあわせ夢見て ふたりの絆酒 晴れと思えば また曇り あの町この町 雨ン中 弱音吐くなと 抱きよせる 男らしさに ただ涙…… これが二度惚れ 三度惚れ 想い出しみじみ ふたりの絆酒 あなたほら見て あの夜空(そら)を 北風吹いても 輝(ひか)る昴(ほし) 生きてゆくのが 旅ならば ついて行きます どこまでも これが二度惚れ 三度惚れ 心にしみます ふたりの絆酒 発売日:2012-03-21 歌手:菊地まどか 作詞:水木れいじ 作曲:岡千秋
春を呼ぶのか ぼたん雪 なさけの袂を また濡らす また濡らす あんたにあずけたおんなの夢を 胸にうつして 寄り添って はじらいながらかさねた指に 春の夢 青いほおずき 噛むような かなしい過去は 捨てました 捨てました あんたにひといろ 命を染めて ついて行きます どこまでも うれしいくせに こぼれる涙 春の夢 どんな苦労を してもいい こころに結んだおんな帯 おんな帯 ほどけば明日が 見えなくなるわ 薄い陽ざしの この世でも 泣かされながら しあわせさがす 春の夢 発売日:1997-11-21 歌手:北見恭子 作詞:松井由利夫 作曲:岡千秋
いやじゃありませんか 軍隊は カネのおわんに 竹のはし 仏さまでも あるまいに 一ぜん飯とは 情なや 腰の軍刀に すがりつき つれて行きゃんせ どこまでも つれて行くのは やすけれど 女は乗せない 戦闘機 女乗せない 戦闘機 みどりの黒髪裁ち切って 男姿に身をやつし ついて行きます どこまでも 七つのボタンをぬぎすてて いきなマフラーの特攻服 飛行機まくらに見る夢は 可愛いスーチャンの泣きぼくろ 大佐 中佐 小佐は 老いぼれで といって 大尉にゃ妻がある 若い小尉さんにゃ 金がない 女泣かせの 中尉どの 発売日:1998-07-03 歌手:軍歌 作詞:作詞者不詳 作曲:倉若晴生
人を押しのけ 生きられなくて へたな世渡り それが好き あなたの値打ちは わたしがわかる いまに我慢の 花が咲く 涙もお酒も 半分わけて そばにおいてね 浮草の町 惚れているよと 口には出さず 広い背中で ものを言う あなたの心は わたしがわかる 少しぬくもり あればいい せつなさ辛さも 半分わけて そばにおいてね 浮草の町 指輪なんかは 欲しがりません どうぞ自分の 夢を見て あなたの値打ちは わたしがわかる ついて行きます どこまでも 凍える寒さも 半分わけて そばにおいてね 浮草の町 発売日:2011-09-14 歌手:多岐川舞子 作詞:石原信一 作曲:徳久広司