浸る過去に眠れない夜の中 タバコの煙が舞う白く濁っては消える ため息さえ吐き出せるだけましかな 深く深く吸い込んだ当たり障りのない日々 世界の事大体はわかってきた 叶わない事だらけで神様はいないみたいです 愚痴不安不満積み上げて見たその先 空の上輝くのはいつの日か見つけた夢 悲しみ泳ぐ夜にだって 射し込む朝日があるんだって 渾身の強がりも震えた肩にも 優しすぎるくらいの光 消えちゃうくらいなら来んなって 何度も何度も叫んだっけ 誰も覚えてもいない 一人渡る夜の海 この目に見えるモノに踊らされて 見えないモノ踏みつけた 気付かずに通り過ぎた あなたの胸の中にいたいだけ 心の奥片隅で忘れないでほしいだけ 時が流れ進んだって 共に生きる日々があったって 振り返っていいかな 確かに僕らは進み続けて来たよな もう戻れないよ過去なんて だからまた前を向くんだぜ 記憶に背中押され 一人渡る夜の海 繰り返すような日々の中で どうにか自分を繋ぎとめる 何度も涙を流しながら どうにか自分を信じてみる 誰かに何かを言われようと どうにか自分を繋ぎとめる 何度も拳を握りながら どうにか自分を信じていたい僕は 悲しみ泳ぐ夜にだって 射し込む朝日があるんだって 渾身の強がりも震えた肩にも 優しすぎるくらいの光 消えちゃうくらいなら来んなって 何度も何度も叫んだっけ 誰も憶えてもいない 一人渡る夜の海 新しい朝に 向かい渡る夜の海 発売日:2016-07-27 歌手:ラックライフ 作詞:PON 作曲:PON
君の夜 僕の夜 空の上の 鼓動で また 目が覚めた 冷たいナイフと 暖かい果実 溶け出すと 流れると それの間の 軌道で また もぐりだす なめらかな泥と 分厚いピンクに すーっと 花つぼみ 夜の海 風の上の 波動で また 動き出す 透明なふたり 遠い出会いに 向かった 発売日:2006-11-01 歌手:Salyu 作詞:Takeshi Kobayashi 作曲:Takeshi Kobayashi
バカだね この俺は つくり笑いがわかるかい いつから我慢すること 覚えたのだろう この暮らし 始めた頃 あんなに輝いて 降りつもる 夢のような話を 夜も寝ないで してたじゃないか バカだよ この俺は ひとりで悩んで 頭もよくないくせに 気ばかり強くて おまえの胸に影をおとす せつない苛立ちを とめようもなく 放り投げようもなく 人もうらやむ ふたりの芝居 ああ やりきれないよ 愛しくて心が止まらない いつも光と影のように そっと後ろで見つめてる 涙ゆらり揺れる時も 波うつ胸痛む時も 夜ごと悩ましい夜の海に またふたりで出かけるかい 互いに言葉も無いのに 今日も果てなき道に ふたりたたずむ ふれあうこともなく 本当の気持ちなんて わかるはずもなく 今を 信じられようもなく 夢を着飾り 駆け出すのかい ああ やりきれないよ 愛しくて心が止まらない いつも光と影のように そっと後ろで見つめてる 涙ゆらり揺れる時も 波うつ胸痛む時も 夜ごと悩ましい夜の海に またふたりで沈むかい 発売日:2003-10-29 歌手:萩原健一 作詞:門谷憲二、アンドレ・マルローハンド 作曲:鈴木明男
夜が来る 明日が見えない 夜の海 あなたが見えない さめて行く 二人の恋が 消えて行く 夏の終わり 通り過ぎてく 二人と お互いにわかっていても そんなはずじゃないのに涙 こぼれそうで苦笑い そしてドラマは終わり 帰るとこ あたなはあるのさ ボクはまた 誰かを探すさ 暑い夏 狂った真似して 少しずつ 本気になったよ 通り過ぎてく 季節と お互いにわかっていても そんなはずじゃないのに涙 こぼれそうで苦笑い そしてドラマは終わり 通り過ぎてく 季節と お互いにわかっていても そんなはずじゃないのに涙 こぼれそうで苦笑い そしてドラマは終わり 歌手:影山ヒロノブ 作詞:下田逸郎 作曲:桑名正博
夜が来る 明日が見えない 夜の海 あなたが見えない さめて行く 二人の恋が 消えて行く 夏の終わり 通り過ぎてく 二人と お互いにわかっていても そんなはずじゃないのに涙 こぼれそうで苦笑い そしてドラマはおわり 帰るとこ あなたはあるのさ ボクはまた 誰かをさがすさ 熱い夏 狂った真似して 少しずつ本気になったよ 通り過ぎてく 季節と お互いにわかっていても そんなはずじゃないのに涙 こぼれそうで苦笑い そしてドラマはおわり 通り過ぎてく 季節と お互いにわかっていても そんなはずじゃないのに涙 こぼれそうで苦笑い そしてドラマはおわり 発売日:1994-11-23 歌手:桑名正博 作詞:下田逸郎 作曲:桑名正博
ボクラは夜の海を走って 月を見た 時計の針が重なるころに 君を見た 土の中の動物達や 弱い人達や 血を流す工場さえも 深い眠りにつく こんな罪のない時間の上を 夜を吸いながら泳ぐように滑るなんて 広がる夜の切れ間の 灯り消えた場所 そこから本当の海が 続いて行く ボクラは夜の海を走って 月を見た 時計の針が重なるころに 君を見た 発売日:1998-09-23 歌手:高野寛 作詞:高野寛 作曲:高野寛
月が落ちてくるまで 心静かに君を見てる 銀色の鏡に流れる とりとめのない優しさよ 君は今、僕の中の何を 探しているの? 悲しいのは君だけじゃない 涙するのは君だけじゃない いつか君と二人で見た 僕はあの海に帰るだけだよ 泣きたい夜はそこへ駆けてこい 君が結わえた黒髪 やがて艶やかな波にゆれる かりそめの夜の海を 夢枕にして眠ろう 凍える冬を春にすりかえないで 誰かの名をのどが裂けるまで叫んでごらん 悲しいのは君だけじゃない 涙するのは君だけじゃない いつか君と二人で見た 海の広さに負けぬよう 泣きたい夜はそこへ駆けてこい 発売日:2008-05-14 歌手:長渕剛 作詞:長渕剛 作曲:長渕剛
稜線を跨ぎ近付くジャイアント 竦んだ足で立つ僕に さっきまで見ていた星 ひとつくれたよ 月見草が首をもたげ 彼女の居場所を隠す 道を遮る魔女から 思わず飛びつきたくなるような大予言 手の鳴る方へ 導かれるように 微かな月明かりを背にし ふと身をかがめば 地を這いながら 輝くアンクレット 星屑を蹴散らし彼女は今 夜の海へ行く 流木を蹴って夜明けも待つ 眠れぬ戦士は歩く 帷子ごしに輝く不気味な漁火 高鳴る胸 押さえながら 足跡を辿るうち 黒猫がくわえてきた 思わず唾を飲み込んだ写真を手に 声無き声に 導かれるように 波音を頼りに進んで 見つけた彼女の 砂に残され 煌めくアンクレット 人魚の姿で微笑みながら 夜の海を行く 発売日:2010-08-25 歌手:HARCO 作詞:Yoshinori Aoki 作曲:Yoshinori Aoki
夜の海に来たの ひとり泣きに来たの 雨に濡れた浜辺 風に偲ぶあの日 船に揺れたくちづけ 指にとけた黒髪 夏の恋の想い出 胸に消えずさまよう 逢えるように思えて ひとり海を歩く 夜の海に来たの ひとり泣きに来たの 砂に書いた言葉 風に消える夢か 愛の誓いむなしく 波に遠く流れる 貝になってさまよう 帰る気にもなれず ひとり海を歩く 恋の終り悲しく 夜の海をただよう 愛のいたで苦しく 波を泣かせてさまよう 逢えるのぞみ失せて ひとり海を帰る 逢える願いこめて ひとり海に祈る 発売日:2007-01-24 歌手:都はるみ 作詞:白鳥朝詠 作曲:市川昭介
いつか僕も夜の海に還るから、その時まで さよならをしよう 「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな 嫌いなあなたと 笑い合いたいと思えば それはきっと呪いのように わたしを縛るのだろう」 震える手で手紙を書いた その喉はもう二度と震えないのに いつか君が夜の海に還るまで、僕の声を覚えていて いつか僕も夜の海に還るから、その時まで、さよならをしよう 「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな」 病室の窓から救いの羽音が鳴って、 筆を置いた君の頬から熱が失くなっていたんだ こうして君の身体は ひとつまたひとつ、朽ちていった いつか君が夜の海に還るまで、僕の声を覚えていて いつか僕も夜の海に還るから、その時まで、さよならをしよう いつか、春の花曇りの空の下 君の声は覚えている いつか 君は朝桜のように笑う その時まで忘れないから 君が春の青ざめた空に溶けた 君の頬の薄紅に染まったような、桜の木の下で待っている 発売日:2018-09-26 歌手:キタニタツヤ 作詞:キタニタツヤ 作曲:キタニタツヤ