つらい運命の 悲しさに ふたりで暮らした この部屋を 今日はひとりで 離れます 胸のいたみが 分かるなら このまま行かせて ほしいのと 別れ涙の ああ 雨が降る 過ぎた 二年と 二月を 妻あるあなたと 知りながら まごころ尽くして 耐えてきた 他人同志の ふりをして おびえてすがった 人の世を 恨むつもりは ああ ないものを いつも歩いた この道を 戻りはしないと 明日からは 心にきかせて 淋しさを 抱けばおもいで つれてくる 春待つおんなの しあわせが きっと来る日を ああ 夢おんな 発売日:2001-09-21 歌手:名代崚子 作詞:名代崚子 作曲:名代崚子
いつも歩いたこの道を いま立ち止まり ふり返る 幼いころの 思い出は 今も心に 映ってる 父に連れられて 出掛けた海は 潮騒詩う 阿宇ヶ浦 思い出列車の みなと線 海風うけて 今走る のどかな田園もみ焼く煙 秋の訪れを 教えてくれる 線路づたいの 曼珠沙華 季節感じた なかね駅 コスモスと揺れる あわだち草と 十五夜満月 すすきの影に 思い出列車の みなと線 こおろぎ鳴く声 今走る 暗いうちから始発をまって みなとの名産 背負って歩く 行商(あきない)人の おばあちゃん 運んで行くのは 笑顔とこころ 息で曇った 窓ガラスには やがてあったか 陽がのぼる 思い出列車の みなと線 笑顔を乗せて 今走る 春の便りを伝えてくれる 日工前の さくらの花は 出逢いと別れの 人生を いつも優しく 見つめてる 永い年月を 走り続けて 今日も変わらぬ その雄姿(すがた) 思い出列車の みなと線 さくら並木の中を 今走る 乗り行く人たちの 思いをのせて 時代(とき)の流れを 今走る 思い出列車の みなと線 季節の風の中 今走る 未来の夢のせて 今日走る 発売日:2009-10-07 歌手:みなと源太 作詞:大内秀一 作曲:みなと源太
黄昏迫る街並みを 乾いた風が吹き抜ける 何も変わらず今日もまた バスは次の街へ 荷物まとめたこの部屋の 写真立てに時が止まる 壁や床についた傷も 全て今日でお別れ 日差しの中 嵐の中 いつも歩いたこの道を 背中で感じたら思い出が溢れてく 向かい風を笑いながら 今日で最後のこの街で 小さく手を振れば 弱い僕とお別れです さよならグッバイ・マイ・ライフ 明日は新しい街で 何かがはじまりかけてる まだ知らない僕のことを 僕が待っているから 喜びから悲しみまで 抱きしめていたこの街で 夢を描きながら諦めた悔しさに 向かい風を受け入れたら 今日で最後のこの空気を 大きく吸い込めば 明日のためのお別れです さよならグッバイ・マイ・ライフ 枯れ葉の舞う坂道を バスは僕を追い越して 今日も忙しく夕日は 街を照らしすぐ消えた 朝日の中 夕日の中 いつも歩いたこの道を 背中で感じたら思い出が溢れてく 向かい風を笑いながら 今日で最後のこの街で 小さく手を振れば 弱い僕とお別れです さよならグッバイ・マイ・ライフ goodbye, goodbye for my life 発売日:2019-12-25 歌手:キンモクセイ 作詞:伊藤俊吾 作曲:伊藤俊吾