二人それぞれの遠い道を歩き出すところの歌が含まれ

あなたを愛したいくつかの理由-さだまさし

疲れ果ててたどり着いた お前の優しさに

少し甘え過ぎたようだ 別れも言わずに旅立つ

ほんのかすかに寝息たてる お前の横顔

みつめたなら胸が詰まる 思い出が多すぎて

今 朝の光がおだやかに 窓辺にあふれて

俺のたどるべき遠い道を 照らし始めてる

何も持たず ここへ来たから 何も持たずに出てゆく

あなただけを愛し抜いて あなただけみつめて

歩くことがあなたには 重過ぎたのかも知れない

愛すること愛されること あなたに教えられた

その幸せが深い程 不安も深かった

今 あなたの背中をみつめて 祈っているのは

どうぞ あなたらしく思い切り 生き抜いて そして

いつか私が誇りに思う そんな人になってほしい

誰でも目の前に独りきり たどる道があり

誰かの道を横切る度に 傷つけてゆく

そして必ず それよりずっと 自分が傷ついてゆく

次に会えた時 胸を張って笑えるように

幸せな笑顔で あなたの目を見られるように

そうでなければ この愛のすべてが嘘になるから

今 愛に賭けて夢に賭けて歩き出すところ

二人それぞれの遠い道を歩き出すところ

次に会えた時 胸を張って笑えるように

幸せな笑顔で あなたの目を見られるように

今 愛に賭けて夢に賭けて歩き出すところ

発売日:1993-01-25

歌手:さだまさし

作詞:さだまさし

作曲:さだまさし