誰の声も届かない場所へ行こう 僕は一人になって 猫は出て行った 苛ついて蹴飛ばした空き缶は 誰かみたいに無口だなぁ いろんな言葉が僕の耳元で飛び交ってた 眼をつむってた どうでもよかったのさ 真っ暗で寒いこの箱を抜け出して キミに会いに行きたいなぁ 夕べの夢の中でまた ふわりふわりと浮かんだ 夜空の雲の上で二人 キミは気球に揺られてた 月明かりでキレイだった この星空が眠るまで ぶらさがっているよ たどり着く場所も知らないくせに 近頃じゃ本当なんて分からないよ 分厚い仮面の下で 息を潜めてる 落としたコインは 二度と戻っては来ないよ 今日も明日もこれからも 夕べの夢の中でまた とりとめのない言葉 流れ星にのって飛び去った キミは気球に揺られてた 手を伸ばしても触れないや 夢のような毎日だって 白いカラスも笑った しぼんで落ちるなら 水溜まりがよかったけれど キミは気球に揺られてた 月明かりでキレイだった どうしてだろう 今日もキミに会いたいなぁ 窓の向こうに消えそうな 幻でもいいから 発売日:2010-11-10 歌手:カミナリグモ 作詞:上野啓示 作曲:上野啓示