いつもの街が いつもと違う 僕たちの角度が 離れた分だけ 君の背中に 重なり合った 人込みは やさしい味方 出逢う時は 偶然でも 別れは 2人のせい 終着駅で 愛が終われば 再会できると 噂に聞いた 終着駅で 君を想えば いつの日か きっと もう一度 僕の言葉で 言い尽くせない 後悔は 誤解の痛み 淋しさなら 紛らせても 愛しさ 止められない 始発駅まで 1人歩けば 思い出ばかりと すれ違うけど 始発駅まで 2人歩いた なつかしい日々に また逢える 終着駅で 愛が終われば 再会できると 噂に聞いた 終着駅で 君を想えば 2人折り返す 始発駅 発売日:1992-05-20 歌手:稲垣潤一 作詞:秋元康 作曲:松本俊明
凍えた手でかき消した 窓ガラスになぞった名前 もう二度と会わないと 心に 決めたはずの あなたは何故あんなにも やさしい目で私を見たの あれから胸の中で 何かを感じていた 恋人のふりしたまま さよならをしたけど むなしい胸を吹きぬけた風に 震えてた二人 バスが出ていく あなたはいない 私一人を乗せて いつかは きっとこんな日が 訪れると解っていても せつない思いだけは 心に しまえなくて たそがれた涙の色 ほほを染めるたびに あなたはもっと遠ざかるばかり 思い出の中に バスが出ていく あなたはいない 私一人を乗せて 愛が終われば 季節も変わる 心の色を変えて からめた指先じゃ もう伝えきれないほど いとしさだけが 胸にあふれてた あの頃の二人 バスが出ていく あなたはいない さめた心を乗せて 愛が終われば 季節も変わる 心の色を変えて あなたは来ない あなたはいない 私一人をおいたままで…… 発売日:1998-02-25 歌手:原由子 作詞:原由子 作曲:原由子
心の糸がもつれるように あなたとの日々が消えてゆきます 時雨の港 暮らした部屋に 季節の花が 枯れて落ちます 一年二年 そして愛が終われば 馬鹿な女も 詩人になるのですか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね 素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります 哀しみよりも あなたにつのる 恋しさの方が 胸を染めます 海鳴りの音 聞こえる窓に ひと文字 夢となぞるだけです 三年四年 そして時が過ぎれば 弱い女に 笑顔は戻りますか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね まぶたの裏で 戯ぐあの日に 涙が走ります 一年二年 そして愛が終われば 馬鹿な女も 詩人になるのですか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね 素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります 発売日:1991-11-25 歌手:五木ひろし 作詞:大津あきら 作曲:浜圭介