やっぱり何かが 足りなかったよの歌が含まれ

何かいいことないかな-河島英五

僕が若者という名で呼ばれはじめて そして

今になるまで

つぶやき あるいはさけびつづけた

言葉を今 言おう

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

だれかが 僕に お前にとって

青春とは何だと たずねても

僕には答える言葉がない

ただこう言えるだけさ

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

僕が若者と呼ばれなくなって

何よりくらしが大変になったら

こんなのんきなことばかりは

言ってはいけなくなるのでしょうか

それとも 僕が年老いて

今 この世を去ろうとするその時にも

寂しく僕は 言い続けるでしょうが

何かしとけばよかったと

何か 何か 何かいいことないか 何かいいこと

出て来い こわれそうなこの僕の目の前に

何かいいこと

残った命も そう多くはないんだから

何かいいこと

出てこい早く 何か 何か いいこと

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

僕には かけがえのない恋人が

この世にただ一人だけいる

それなのに やっぱり歌っている

何かいいことないかな

十三、十四、十五、六の時の僕は

バスケットにすべてをかけてたつもり

それだけが いきがいのつもりでいたが

やっぱり何かが 足りなかったよ

僕は今歌うことが すべてのような

いきがいのような つらをしているけれど

やっぱり何かが 足りないよ

何かいいこと ないかな

僕の中の歯車が狂ってる

ゆるんだねじが あるみたい

さびついているところが あるんだよ

なにか いいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

何かいいことないかな

発売日:1993-10-21

歌手:河島英五

作詞:河島英五

作曲:河島英五