抜け出さなくちゃの歌が含まれ

どこか遠くへ僕を連れて行って

冷えた蝋燭が濁って動かなくなってしまったようだ

凝り固まった視線も共感もトランクに詰めて燃やしてくるから

Addicted to my noise　Addicted to my fake

抜け出さなくちゃ

どこか遠くへ僕を連れて行って

先入の感覚が僕に散蒔かれたんだ

蒼くスローモーションな雲を追い越せるあの瞬間に

時間が透明に変わる　僕は虚空の支配者さ

溶けて　溶けて　溶けて　僕は０になれた

経験と答えが僕を鈍らせる

探して　探して　「らしさ」の錯覚に堕ちた

研ぎ澄まして　分かったふりして　また濁っていく

Addicted to my noise Addicted to my fake

地平線の上　秘密のホワイトホールに

夢幻の魂を散蒔いてくるよ

誰も知らない街に僕を迎えに来てよ

魔法が解けて　消えたはずのあの日の錯覚が

踊った　踊った　溶けた僕の思考を包囲して

次第に侵して　巻き戻しながら自分が憑依する

Addictive Dancer

Addicted to my noise　Addicted to my fake

-----------------------------------------

きみはとにかくもう　暑いこの部屋を

抜け出さなくちゃと　あたま働かす

えらいこっちゃな　何を食べてもまずい

腹が痛いけど　便所にもいけない。ああ、もう嫌になる

騒げ、騒げ、騒げ、ミラクル！

(なに騒いどーねん。あほとちゃうか？)

騒げ、騒げ、騒げ、ミラクル！

(いまの状況、よう見てみさらせ)

犬にかみつかれて　猫になつかれて

そろそろ抜け出さなくちゃと、アーブラ買って　チャア買って

また旅のミュージック

鳴らせ　鳴らせ　鳴らせミュージック

やっとマタタビ　されどマタタビ

鳴らせ　鳴らせ　鳴らせミュージック

うれし涙も、かなし涙も

門出、門出、門出、ミラクル！

(騒げ豚、騒げ牛)

門出、門出、門出、ミラクル！

(騒げ人間、騒げ鳥)

門出、門出、門出、ミラクル！

(騒げ蛙、騒げ虫)

門出、門出、門出、ミラクル！

ゆかい痛快、

日本人

おいらは旅を続けます。

物憂げな木漏れ日の中

寂しげなきみの　あの日のポラロイド

淡く色褪せている

夏の日差しは色のシャワー

あの恋も　塗り替えてしまうのさ

ごらん街を彩る　ポップアートさ！

…なんてうそぶいた

ラジカセのタイムマシン　きみのように

エンドレスの夏を　もう抜け出さなくちゃ

目覚めれば　想ひでサマーぶりーず

あのとき　きみだけが大人になってた…

そう気づいたよ

足早な夏とメリーゴーランド

目で追う飛行機雲の先には

少し秋の気配が…

遠く異国の夏空に

きみとぼくの二人の蜃気楼

揺らいで映し出しては　迷い込ませる

迷宮のラビリンス

ラジカセのタイムマシーン　きみのように

エンドレスの夏を　もう抜け出さなくちゃ

色褪せた　想ひでサマーぶりーず

ぼくもね　きみを追って

いつかきっと　大人になる…夏の終わりに

窓の外　光るネオンサイン

憧れてた世界とは違うね

何時間もくだらない話に

付き合うのは飽き飽きしてる

金曜日の夜

止まらない時計だけを見つめていた

減らない自分のグラスを隠していた

楽しいふり　驚いたふり　分かってないよね？

早く帰りたいの

会いたい人だっているのにね

行きたい場所だってあるのにね

巻き戻せないって分かってるけど

どうしろって言うの？

子供の頃夢見てた世界は

散らかっているテーブルにはないの

忘れていた頃にやってくるね

イライラしちゃう

勉強だ学ぶんだって言い聞かせた

夢のため将来のためって黙っていた

でも期待した明日なんていつになっても

来るはずないんだって

会いたい人だっているのにね

行きたい場所だってあるのにね

味方なんて少しで十分よ

時間の無駄って思うの

Time is Money　なんて良くできた言葉ね

不安をかき消すように　繰り返して行くの

It's so easy It's so boring It's so sad It's so bad…

会いたい人にだって会えなくて

行きたい場所だって行けなくて

それでも価値のあるものって何？

ねぇ　教えてよ

会いたい人だっているのにね

行きたい場所だってあるのにね

巻き戻せないって分かってるから

ここから抜け出さなくちゃ

I gotta go away right now

I gotta go away right now！

誰しもみんな未知を恐れて

はじめてのこと　知らないことを

いつも想像は悪い方へ行くんだ

本当はそうじゃない　道だとしても

目の前に広がるのは

あまりにも小さい世界だから

ここから抜け出さなくちゃって

目を覚まして　自分で確かめるさ

Hello　何度も

Hello　繰り返すよ

まだまだ先は見えないけれど

いつの日か

点と点を結ぶ線は円になって

まわりだす

そう簡単にいかないことばっか

自信なんてない　きっとこの先も

知らない方がいいのかもなんて

傷つくことがやっぱり怖いから

映画で見たエイリアンは

いつも敵みたいだったけれど

彼らの正義が誰かの悪で

ただそれだけのことなんだろう

Hello　何度も

Hello　繰り返して

遠く遠くの星に届けよう

いつの日か

手と手を繋ぐようになると

夢見たまま

あてのない寂しさを飼っている

空っぽな心の真ん中

穴があいて　埋まらなくて

溢れ出す

嫌い嫌い嫌い大嫌いって

全部が疎ましくなって

固く心閉ざしたとき

思い出して

止まない歌

ここにあるから

Hello　何度も

Hello　繰り返すよ

まだまだ先は見えないけれど

少しずつ

点と点を結ぶ線は円になって

まわりだした

この世界の今どこかで