都会は11時半を廻り 駅前から人も消えかけての歌が含まれ

あじさい-Relief

地下鉄の階段あがると 色とりどりの傘の花が咲いてた

重たい雲が空をかくして 今日一日あいにく雨曜日

君に電話もしばらくしてない…

本当はすぐにでも会いたいのに…

くだらないプライドで僕はずっと素直になれなくて

ふたり気まずくなったのは ほんの些細な誤解から

-Now I missing you-

なんとなく謝り辛くなって お互い無ロになってた

-Tell me what can I do for you-

携帯の番号を押して 着信だけ残し切ってみた

”もしかしたらかかってくるかな”って小さな賭けをしてみる

あの日咲いてた『あじさいの花』… 淡い色彩(いろ)が胸にこみあげる

これから訪れるちょっと悲しいエピソードを予感させるように…

”ねえ…君、今どこで何してるの?”

”ちょっとくらい話聞いてみようかな…”

1人になると寂しくて あいつのコトを想ってやれる

気晴らしに友達と飲みに行って いつもよりちょっと酔ってみた

-Still, I'll never gonna leave you-

ふたりで「行こう」と言ってた映画 見つけて胸が痛いよ

-Don't you know you make my pain-

携帯の番号を押して 着信だけ残し切ってみた

寄り添い合えるそのきっかけと 互いに待ってただけ…

あの日咲いてた『あじさいの花』… 雨音に微笑うしおらしさに

君の小さな背中想いました… 頼りない僕の事も…

傘の花ひとつひらいて 歩いていく恋人たち…

軋む心… ざわめき… 押さえきれず 僕は走り出した

-Bring you back into my life-

都会は11時半を廻り 駅前から人も消えかけて

僕の背中に触れたぬくもりが 雷のように僕を撃った

ふたり揃って「ごめんね」って言って顔見合わせて笑った

”大丈夫”君と僕の大切な日は まだ15分残ってる

ウィンドブレーカーを傘がわりにして ふたり雨の中走ってく…

発売日:2002-11-20

歌手:Relief

作詞:Masaru

作曲:Masaru