二人で歩いた夏の日 波打ち際を裸足で 国道に上がる階段で 初めてあなたにキスをした 水平線を見てる背中を 何も言わずに抱きしめた あれからどれくらいの時が 二人の間通りすぎたのかな 今でもあの潮風を 胸に抱いて 泣かないように 空を見上げた 夏の終わり 髪をなでる大きな手 耳元に残るぬくもり いいことがありますようにと あなたがくれた四つ葉のピアス あなたがいない夏が来るたび まだ胸の奥 疼くけれど さよならも言えなかったね 後悔だけで言葉にならない キラキラと凪いだ水面に写る私は あの頃のまま 今年もまた 夏が終わる この空に誓うよあなたへの愛を もう届かない 愛でもいいよ でも 私が泣きそうな時 きっと助けてくれるよね… 夕暮れの空 夏の終わり 発売日:2007-07-04 歌手:下川みくに 作詞:下川みくに 作曲:下川みくに
今夜こそは 片付けよう あれから 部屋はあのままで 窓を開けて 風にあたる ヒンヤリ 冬の気配 一人の暮らし始まって 上手く いかない 戸棚の上にある お皿に手が 届かずに 悔しくて また泣く 友達が来て 飲んで騒いで 少しの間 気が晴れる サヨナラさえも 言えずに終わったけれど でも 幸せでした 1176時間 あなたがいなくなってから 区切りついた 感じがする 少しは笑えるはず 車にキーをさしてみた ドキドキだね 次の夏までには あの海へと たどり着く 頑張るよ 見ててね 「愛している」と 言葉に出して もっと キスすれば 良かったかな 運命なんて 神様の気まぐれだね もう 戻れないけど しぼみかけてる ビーチボールを 何も言わずに 抱きしめた わずかだけれど あなたの最後の息が まだ 残ってる この初雪が 白く積もれば やがて新しい朝が来る 楽しかったよ あなたと過ごせた季節 ただ 幸せでした 発売日:2011-01-19 歌手:Do As Infinity 作詞:Psycho Kawamura 作曲:Yoshihiro Suda
“久しぶり”って 君からのメッセージ まだ痛む胸は 嘘をつけない 気まぐれなだけ わかってるのに 前髪を気にしてしまう 「どうして恋してくれたの?」と 君は子供みたいに聞いたよね 照れ隠しで黙る私を 笑う顔が 好きだったの 君が告げたサヨナラの言葉も 聞こえないふりできる 私だったなら 今も隣で笑ってくれたかな ああ 欲しいものなんてなければ 届かないものなんてないのに 何も言わずに 抱きしめたり 何も聞かずに 手を握ってくれたり 君の不器用なりの優しさに ほんとうは 気づいてたよ 編みかけたまま取り残された このマフラーがあるうちは また「ただいま」って何もなかったように 帰ってくる 気がするのに 君が告げたサヨナラの言葉に 一人きり泣いたって もう遅いんだよな 「嫌だ」って言えるような弱さがあれば ああ 電話中寝るとこも 下手なサプライズも いつだって「ごめんね」で始まるデートも 思い出は綺麗な顔するから ああ 欲しいものなんてなかった なにより今が愛しかった 期待して “会えるの?”なんて 返事だってしたいけど ほんとに私 ばかみたいに 君が 君を想って心痛まないとき 本当の本当にお別れだからさ あと少し 面影追いかけたの ああ 電話越し掠れ声大きな背中 消したくて 消せなくて まだあの日のまま 思い出は綺麗でいい それでいいから ああ もっと強くなりたい ふいに君とすれ違っても 泣かないように 発売日:2019-12-18 歌手:鈴木愛理 作詞:山崎あおい・鈴木愛理 作曲:山崎あおい・鈴木愛理
昨日見てた 空の色 思い出せないのに 二人見上げた 遠い日の 星空ずっと 覚えている あなたがくれた その優しさ 思い出し 独りこみ上げた 離れていても 繋がってる そう信じていられるの 忘れないよ ぬくもりを いつか 逢える日まで 絆 この地球(ほし)で 息づく 愛はここにある あたり前の日常が こんなにも尊い 平凡は奇跡 気付いたの 何もかもが 愛しすぎる 思いがけない 風が吹いて 背中向けた 夢もあった でも今度は 越えてみせる たとえ 涙こぼれても 覚えていて 約束を いつか 逢えた日には 何も言わずに抱きしめたい 愛をありがとう 忘れないよ ぬくもりを いつか 逢える日まで 蒼い生命(いのち)は 輝く ほら 愛がここにある 発売日:2021-08-04 歌手:森口博子 作詞:田熊知存(Dream Monster) 作曲:Qoonie・森口博子