京都 京都の歌が含まれ

鉄道唱歌-坂本九

汽笛一声 新橋を

はやわが汽車は離れたり

愛宕(あたご)の山に入(い)り残(のこ)る

月を旅路の友として

右は高輪(たかなわ) 泉岳寺(せんがくじ)

四十七士の墓どころ

雪は消えても 消え残る

名は千載の後までも

国府津(こうづ)おるれば馬車ありて

酒匂(さかわ)、小田原 とおからず

箱根ハ里の山道も

あれ見よ雲の間(あいだ)より

はるかに見えし富士の嶺(ね)は

はや我がそばに来(きた)りたり

雪のかんむり雲の帯

いつも気高き姿にて

駿州(すんしゅう)一の 大都会

静岡いでて安倍川(あべがわ)を

わたればここぞ宇都(うつ)の谷(や)の

山きり抜きし洞(ほら)の道

名高き金の鯱鉾は

名古屋の城の光なり

地震のはなしまだ消えぬ

岐阜の鵜飼(うがい)も見てゆかん

東寺(とうじ)の塔を左みて

とまれば七(しち)条ステーション

京都京都と呼びたつる

駅夫(えきふ)の声も勇ましや

東にたてる東山

西にそびゆる嵐山

かれとこれとの麓ゆく

水は加茂川桂川

送り迎うる程もなく

茨木吹田うちすぎて

はや大阪につきにけり

梅田はわれを迎えたり

三府(さんぷ)の一(いち)に位して

商業繁華の大阪市

豊太閤のきずきたる

城に師団はおかれたり

神戸は五港の一つにて

あつまる汽船のかずかずは

アメリカロシア支那印度

瀬戸内(ない)がよいも交りたり

おもえば夢か時の間に

五十三次走り来て

神戸の宿(やど)に身をおくも

人につばさの汽車の恩

発売日:2007-09-05

歌手:坂本九

作詞:大和田建樹

作曲:多梅稚

京都ひとり-渚ゆう子

発売日:2001-08-22

歌手:渚ゆう子

作詞:岡田冨美子

作曲:杉本眞人

鉄道唱歌-ボニージャックス

汽笛一声新橋を

はや我汽車は離れたり

愛宕(あたご)の山に入りのこる

月を旅路の友として

右は高輪泉岳寺

四十七士の墓どころ

雪は消えても消えのこる

名は千載(せんざい)の後までも

窓より近く品川の

台場も見えて波白く

海のあなたにうすがすむ

山は上総(かずさ)か房州か

鶴見神奈川あとにして

ゆけば横浜ステーション

湊を見れば百舟(ももふね)の

煙は空をこがすまで

はるかにみえし富士の嶺は

はや我そばに来りたり

雪の冠雲の帯

いつもけだかき姿にて

三保の松原田子の浦

さかさにうつる富士の嶺を

波にながむる舟人は

夏も冬とや思うらん

名だかき金の鯱(しゃちほこ)は

名古屋の城の光なり

地震のはなしまだ消えぬ

岐阜の鵜飼も見てゆかん

いよいよ近く馴れくるは

近江の海の波のいろ

その八景も居ながらに

見てゆく旅の楽しさよ

東寺の塔を左にて

とまれば七条ステーション

京都京都と呼びたつる

駅夫のこえも勇ましや

夏は納涼(すずみ)の四条橋

冬は雪見の銀閣寺

桜は春の嵯峨御室(おむろ)

紅葉は秋の高雄山

おくり迎うる程もなく

茨木吹田うちすぎて

はや大阪につきにけり

梅田は我をむかえたり

おもえば夢か時のまに

五十三次はしりきて

神戸のやどに身をおくも

人に翼の汽車の恩

明けなば更に乗りかえて

山陽道を進ままし

天気はあすも望あり

柳にかすむ月の影

発売日:2005-12-16

歌手:ボニージャックス

作詞:大和田建樹

作曲:多梅稚

京都去りがたし-森進一

発売日:2008-11-19

歌手:森進一

作詞:売野雅勇

作曲:森進一

京都府の歌-都道府県歌

歌手:都道府県歌

作詞:團伊玖磨

作曲:田中秀果