遅すぎる事なんて 本当は 一つもありはしないのだ 何するにせよ 思った時が きっとふさわしい時 チッポケなウソついた夜には 自分がとてもチッポケな奴 ドデカイ ウソをつきとおすなら それは本当になる 泣かないで 恋人よ 何もかも うまくゆく 泣かないで 恋人よ どうにかなるようになる あきらめきれぬ事があるなら あきらめきれぬとあきらめる あきらめきれぬ事があるなら それはきっといい事だ 泣かないで 恋人よ 何もかも うまくゆく 泣かないで 恋人よ どうなかなるようになる 発売日:1991-12-21 歌手:THE BLUE HEARTS 作詞:真島昌利 作曲:真島昌利
地主 金持は わがままもので 役人なんぞは いばるもの こんな浮世へ 生まれてきたが わが身の不運と あきらめる お前この世へ 何しにきたか 税や利息を払うため こんな浮世へ 生まれてきたが わが身の不運と あきらめる 米は南京 おかずはきなこ 牛や馬でも あるまいし 朝から晩まで こきつかわれて 死ぬよりましだと あきらめる 汗をしぼられ 油をとられ 血を吸いとられてその上に ほうり出されて ふんづけられて これも不運と あきらめる 苦しかろうが 又 つらかろが 義務はつくさにゃ ならぬもの 権利なんぞを ほしがることは できぬものだと あきらめる 長いものには まかれてしまえ 泣く子と資本家にゃ 勝たれない 貧乏は不運で 病気は不幸 時世時節と あきらめる あきらめなされよ あきらめなされ あきらめなさるが 無事であろう 私しゃ自由の動物だから あきらめきれぬと あきらめる 発売日:2002-10-09 歌手:加川良 作詞:唖蝉坊・高田渡 作曲:高田渡
いつもと同じ帰り道の途中 不思議な夜の あのメロディーが消えない なんでも良いけど これで良いわけじゃなくて 空の青さに 涙がおちた まだ解けないパズルのピースが散らばって 足を取るほど降り積もっている いまもこの一秒間になにかが生まれて だけどその一秒間でなにかがまた消えてゆく 曖昧なままでもいいから 遠回りしたっていいから 答えはださなくていいから またいつかここにおいで 重ねた太陽とてのひら 透けて見えるのは同じ赤 結局こうやって僕らは 迷いながら駆けてゆくんだ 浮かんでは消える 本当も嘘も全部 いたずらな天気雨のようなもの ただ他人事のように飛び交う虹色は この街じゃすぐ灰色になる だけどその一秒間になにかが生まれて いまもこの一秒間でなにかがまた消えてゆく 涙を隠してもいいから 強がりばかりでもいいから 無理に笑わなくていいから またいつかここにおいで 「あきらめることができるなら あきらめきれぬとあきらめる」 青い心達が歌ってた 気付いてみれば簡単なことさ きっと ずっと いつまでも流れる空は高く 重ねた太陽とてのひらに 透けて見えるのは同じ赤さ 結局こうやって僕らは 迷いながら駆けてゆくんだ 発売日:2007-03-07 歌手:LM.C 作詞:LM.C 作曲:LM.C
地主金持は我儘者で 役人なんぞは威張る者 こんな浮世へ生れてきたが わが身の不運と あきらめる お前この世へ何しに来たか 税や利息を払うため こんな浮世へ生れてきたが わが身の不運と あきらめる 米は南京 おかずはひじき 牛や馬でもあるまいし 朝から晩まで こきつかわれて 死ぬよりましだと あきらめる あせをしぼられ 油を取られ 血を吸いとられて そう上に ほうり出されて ふんづけられて これも不運と あきらめる 苦しかろうがまた辛かろが 義務は尽くさにゃならぬもの 権利なんぞをほしがることは できるものだと あきらめる たとへ姑が鬼でも蛇でも 嫁は柔順(すなお)にせにゃならぬ どうせ懲役するよなものと 何もいわずに あきらめる 借りたお金は催促されて 貸したお金は取れぬもの どうせ浮世は斯様(こう)したものと わたしゃ何時でも あきらめる おらが一票でうかった議員 今じゃ 汚職の だいべん者 おらあ どうしよう困ったな これも 不運とあきらめる 長いものには巻かれてしまえ 泣く子と資本家にゃ勝たれない 貧乏は不運で病気は不幸 時よ時節と あきらめる あきらめなされよあきらめなされ あきらめなさるが無事であろ わたしゃ自由の動物だから あきらめきれぬと あきらめる 発売日:2008-06-04 歌手:高田渡 作詞:高田渡 作曲:添田唖蝉坊